特許
J-GLOBAL ID:200903067538977929

負圧式倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-210217
公開番号(公開出願番号):特開2007-022435
出願日: 2005年07月20日
公開日(公表日): 2007年02月01日
要約:
【課題】 作動応答性と静粛性に優れた負圧式倍力装置を提供する。【解決手段】 負圧式倍力装置では、ハウジング10内を負圧室R1と変圧室R2に区画する可動隔壁21に連結されたバルブボデー22の軸孔22aに、バルブボデー22に対して進退可能なプランジャ32、負圧室R1と変圧室R2間を連通・遮断する負圧弁および変圧室R2と大気間を連通・遮断する大気弁を備えた弁機構V、プランジャ32の前端部とバルブボデー22の前端部が後面に係合可能な反動部材34、反動部材34の前面に後端部にて係合する出力軸35が組付けられている。大気は、バルブボデー22に設けた軸方向連通路A2,A4と径方向連通路B2,B4を通して変圧室R2に流入する。軸方向連通路A2,A4の前方部位には、変圧室R2に向けて流れる大気の流動方向を径方向連通路B2,B4の径方向内端部に向けて順次曲げて変更する湾曲傾斜面S2,S4が設けられている。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
ハウジング内を前方の負圧室と後方の変圧室とに区画する可動隔壁に連結されたバルブボデーが軸孔を備えていて、この軸孔内には、前記バルブボデーに対して軸方向に進退可能なプランジャと、このプランジャの前記バルブボデーに対する進退移動に応じて前記負圧室と前記変圧室間を連通・遮断する負圧弁および前記変圧室と大気間を連通・遮断する大気弁を備えた弁機構が組み込まれるとともに、前記プランジャの前端部と前記バルブボデーの前端部が後面に係合可能な反動部材と、この反動部材の前面に後端部にて係合し前記バルブボデーに対して軸方向に移動可能な出力部材が組付けられていて、前記プランジャが前記バルブボデーに対して軸方向に前進移動することにより、前記負圧弁が閉じて前記負圧室と前記変圧室間の連通が遮断され、前記大気弁が開いて前記変圧室と大気間が連通されて、前記バルブボデーに設けた軸方向連通路と径方向連通路を通して大気が前記変圧室に流入するように構成した負圧式倍力装置において、 前記軸方向連通路を通して前記変圧室に向けて流れる大気の流動方向を前記軸方向連通路の前方部位にて前記径方向連通路の径方向内端部に向けて順次変更する傾斜面を前記バルブボデーの内壁面に設けたことを特徴とする負圧式倍力装置。
IPC (2件):
B60T 13/56 ,  B60T 13/57
FI (2件):
B60T13/52 B ,  B60T13/52 C
Fターム (4件):
3D048BB29 ,  3D048BB31 ,  3D048CC26 ,  3D048EE10
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
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