特許
J-GLOBAL ID:200903067595590607

機械翻訳装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-055743
公開番号(公開出願番号):特開平10-254881
出願日: 1997年03月11日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 入力文に近い対訳文をデータベースから検索して表示を行う装置において、置換可能な部分だけが一致せずに、文の他の部分はすべて一致するような場合において、単語の一致数に基づいて一致度を算出すると、求められた一致度が所定の閾値を越えず、人間は直感的に意味が近いと思える例文であっても、近い文として表示を行わないという問題があった。【解決手段】 可変意味素性以外の文構成要素がほとんど一致していて、可変意味素性が一致していない場合に、装置に内蔵した単語辞書に記憶されている単語とその訳語を用いて、対訳文を合成する。また、可変意味素性の直後に接続可能な文字列を定義しておくことにより文構成要素から可変意味素性に対応する部分を捜し出す。
請求項(抜粋):
第1言語の会話の用例文と、その翻訳文である第2言語の文と、意味素性とを対にして登録している対訳データベースと、意味素性とその意味素性として抽出する表記を定義して記憶した意味素性辞書と、同一の意味素性であり、置換可能な単語を登録している可変意味素性辞書と、前記対訳データベースを検索するための入力文を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された入力文に基づいて、前記対訳データベース、前記意味素性辞書および前記可変意味素性辞書を検索する検索手段と、前記検索手段によって、前記対訳データベース及び前記意味素性辞書に基づいて検索された例文に対し、前記意味素前記可変意味素性辞書に基づいて置換を行う置換手段と、前記検索手段と置換手段によって抽出された例文と、前記入力手段から入力された入力文との一致度を算出する解析手段と、前記解析手段に基づいて、例文の翻訳文を出力する出力手段と、第1言語の単語から第2言語の訳語を検索することのできる単語辞書とをを備えた装置であって、前記解析手段において、前記入力文において、前記意味素性として前記意味素性辞書および可変意味素性辞書には登録されておらず、前記単語辞書に登録されている文字列がある場合は、該文字列が該可変意味素性に一致したものとして一致度を求め、前記置換手段において、該文字列を前記単語辞書に登録された訳語に変換することを特徴とする機械翻訳装置。
FI (2件):
G06F 15/38 P ,  G06F 15/38 A
引用特許:
出願人引用 (2件)

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