特許
J-GLOBAL ID:200903067638171182

情報処理装置、分散処理装置およびネットワークシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-327338
公開番号(公開出願番号):特開2000-151739
出願日: 1998年11月17日
公開日(公表日): 2000年05月30日
要約:
【要約】【課題】メッセージの戻り値が送信時と異なる通信プロトコルで送信されてきた時も、適切にメッセージ通信が行えるようにする。【解決手段】プロセス内に、通信プロトコルごとに送信スレッドと受信スレッドを設け、さらに、戻り値を有するメッセージを登録しておく戻り値記述子テーブルを設けておく。戻り値を有するメッセージを送信する時は、そのメッセージのIDを戻り値記述子テーブルに記録し、所望の送信スレッドを用いて所望の通信プロトコルで送信する。任意の通信プロトコルで送信されてきた戻りメッセージは、その通信プロトコルに対応する受信スレッドで受信し、戻り値記述子テーブルを参照して元の送信スレッドに受け渡す。元のメッセージの送信スレッドと戻りメッセージの受信スレッドが異なるので、それら元のメッセージおよび戻りのメッセージを異なる通信プロトコルで送受することができる。
請求項(抜粋):
外部と通信を行う1以上の外部通信手段と、配置されたオブジェクトに実行環境および前記外部通信手段を含む複数の通信手段を介した通信環境を提供するプロセスとを有する情報処理装置であって、前記プロセスは、前記複数の通信手段に対応して設けられ、当該プロセスに配置されたオブジェクトより供給される送信対象のメッセージを、対応する通信手段を介して送信し、必要に応じて受信モジュールより受け渡される当該送信したメッセージに対して戻されたメッセージを、当該プロセスに配置された前記オブジェクトに受け渡す送信モジュールと、前記複数の通信手段に対応して設けられ、対応する通信手段を介して送信されるメッセージを受信し、当該受信したメッセージが、前記複数の送信モジュールのいずれかより送信された元のメッセージに対して戻されたメッセージであった場合に、当該受信したメッセージを、前記元のメッセージを送信した送信モジュールに実質的に受け渡す受信モジュールとを有する情報処理装置。
IPC (3件):
H04L 29/04 ,  G06F 13/00 354 ,  G06F 15/16 620
FI (3件):
H04L 13/00 303 B ,  G06F 13/00 354 D ,  G06F 15/16 620 S
引用特許:
審査官引用 (3件)

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