特許
J-GLOBAL ID:200903067728197016

磁気ディスク用アルミニウム合金板の製造方法、磁気ディスク用アルミニウム合金板、および磁気ディスク用アルミニウム合金基板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-347109
公開番号(公開出願番号):特開2006-152403
出願日: 2004年11月30日
公開日(公表日): 2006年06月15日
要約:
【課題】 高い平滑性を有する磁気ディスク用アルミニウム合金板を生産性良くかつ再現性高く製造することができる方法を提供する。【解決手段】 Mg:3.0〜6.0質量%、Cr:0.02〜0.35質量%、Fe:0.005〜0.05質量%、Si:0.005〜0.05質量%を含み、Cu:0.01〜0.2質量%、Zn:0.01〜0.4質量%のうち少なくとも1種を含み、残部がAlおよび不可避的不純物を含んでなるAl合金のスラブを作製する第1工程、これを面削する第2工程、1段階目の均質化熱処理(500〜580°C、4〜20h)を行う第3工程、50°C/h以上の冷却速度で350〜450°Cまで冷却する第4工程、2段階目の均質化熱処理(350〜450°C、2〜20h)を行う第5工程、350〜450°Cの開始温度で熱間圧延する第6工程、冷間圧延して磁気ディスク用Al合金板を製造する第7工程でなる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
Mg:3.0〜6.0質量%、Cr:0.02〜0.35質量%、Fe:0.005〜0.05質量%、Si:0.005〜0.05質量%を含み、さらに、Cu:0.01〜0.2質量%、Zn:0.01〜0.4質量%のうち少なくとも1種を含み、かつ、残部がAlおよび不可避的不純物を含んでなるアルミニウム合金のスラブを作製する第1工程と、 前記スラブを面削する第2工程と、 前記面削されたスラブを500〜580°Cで4〜20時間保持して1段階目の均質化熱処理を行う第3工程と、 前記1段階目の均質化熱処理を行ったスラブを50°C/時間以上の冷却速度で350〜450°Cまで冷却する第4工程と、 前記所定の温度まで冷却したスラブを350〜450°Cで2〜20時間保持して2段階目の均質化熱処理を行う第5工程と、 前記均質化熱処理されたスラブを350〜450°Cの開始温度で熱間圧延して熱間圧延板を作製する第6工程と、 前記熱間圧延板を冷間圧延して磁気ディスク用アルミニウム合金板を製造する第7工程と、 を含んでなることを特徴とする磁気ディスク用アルミニウム合金板の製造方法。
IPC (3件):
C22F 1/047 ,  C22C 21/06 ,  G11B 5/84
FI (3件):
C22F1/047 ,  C22C21/06 ,  G11B5/84 Z
Fターム (3件):
5D112AA02 ,  5D112BA06 ,  5D112BA09
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (5件)
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