特許
J-GLOBAL ID:200903067910880260

光回折構造による隠しパターンを内包する表示体及びそのための判別具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 韮澤 弘 ,  阿部 龍吉 ,  蛭川 昌信 ,  内田 亘彦 ,  菅井 英雄 ,  青木 健二 ,  米澤 明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-075689
公開番号(公開出願番号):特開2005-266041
出願日: 2004年03月17日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】 目視による判別が極めて困難で偽造防止効果が大な光回折構造による隠しパターンを内包する表示体及びそのための判別具。【解決手段】 光回折構造を含む表示体の表示面2を、相互に隣接していて平行で、回折特性の異なる第1直線縞61 と第2直線縞62 の縞対6と、それら直線縞61 、62 を構成する回折格子71 、72 との二重構造で構成し、パターン領域X、Yの回折格子71 、72 の傾き角β1 、β2 、縞対6の傾き角αが相互に同じで、縞対6のピッチd1 、d2 が相互に異なるものとすることにより、目視状態では隠しパターンX又はYは判別困難であるが、隠しパターンの縞対6のピッチd1 又はd2 と同じピッチの透明部と不透明部からなる判別具をその上に重ね合わせることで、隠しパターンX又はYが判別可能となる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
光回折構造を含む表示体であって、その表示面は、回折特性が異なり、表示パターンに応じた任意の外形及び内形を持つ複数のパターン領域が並列配置されてなり、各パターン領域は、相互に隣接していて平行で、回折特性の異なる第1直線縞と第2直線縞の縞対の繰り返しにより埋めつくされてなり、前記第1直線縞は第1直線回折格子によって、また、前記第2直線縞は第2直線回折格子によってそれぞれ構成されており、前記表示面に対して設定された基準線に対して、前記第1直線縞と第2直線縞の傾き角を縞対の傾き角α、前記第1直線回折格子の傾き角を第1直線回折格子の傾き角β1 、前記第2直線回折格子の傾き角を第2直線回折格子の傾き角β2 とするとき、 前記複数のパターン領域の中の少なくとも1つの隠しパターンを構成するパターン領域の前記縞対の傾き角αは、そのパターン領域に隣接する隠しパターンを構成するパターン領域以外のパターン領域の前記縞対の傾き角αと等しく設定されており、かつ、前記縞対の繰り返しピッチが相互に異なるように設定されており、隠しパターンを構成するパターン領域の第1直線回折格子の傾き角β1 と第2直線回折格子の傾き角β2 とは、そのパターン領域に隣接する隠しパターンを構成するパターン領域以外のパターン領域の第1直線回折格子の傾き角β1 と第2直線回折格子の傾き角β2 とにそれぞれ等しく設定されていることを特徴とする光回折構造による隠しパターンを内包する表示体。
IPC (3件):
G02B5/18 ,  B42D15/10 ,  G07D7/12
FI (3件):
G02B5/18 ,  B42D15/10 501G ,  G07D7/12
Fターム (26件):
2C005HA04 ,  2C005HB10 ,  2C005JA19 ,  2C005JB05 ,  2C005JB09 ,  2C005JB25 ,  2C005JB27 ,  2C005KA48 ,  2H049AA03 ,  2H049AA07 ,  2H049AA40 ,  2H049AA43 ,  2H049AA60 ,  2H049AA64 ,  2H049AA66 ,  3E041AA01 ,  3E041AA02 ,  3E041AA03 ,  3E041AA10 ,  3E041BA14 ,  3E041BA20 ,  3E041BB02 ,  3E041BB03 ,  3E041BC06 ,  3E041CA01 ,  3E041EA10
引用特許:
審査官引用 (8件)
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