特許
J-GLOBAL ID:200903068023659246

燃料電池による電力・熱の供給システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-298816
公開番号(公開出願番号):特開2004-134286
出願日: 2002年10月11日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
【課題】一定範囲に集積する電力又は/及び熱の需要先に対する、商用電力系統との連携を前提としない自立型の電力・熱エネルギーの供給システムを提供することを目的とする。【解決手段】電力需要先をネットワークする専用の送電線により商用電力配電網から独立させるとともに、熱供給パイプラインにより熱需要先をネットワークし、複数台の燃料電池の出力と起動・停止を制御し電力供給及び熱供給を行う電力・熱供給供給システム。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
燃料電池発電装置(10)と、蓄熱槽(20)と、ガス改質装置(30)と、ガス貯蔵体(35)と、ヒーター(40)と、電力計(50)と、消費電力計(55)と、熱量計(60)と、消費熱量計(65)と、送電線(70)と、熱供給パイプライン(80)と、コンピュータ制御装置(90)と、通信手段(100)からなる燃料電池による電気・熱の供給システムであって、 ガス改質装置(30)は、ガス貯蔵体(35)より供給されるガスを水素と一酸化炭素その他の混合ガスに改質し、水素を選択的に精製して燃料電池発電装置(10)に給送し、 燃料電池発電装置(10)は、ガス改質装置(30)から供給される水素を燃料として発電するとともに、発電反応により温水を生成し、該温水の熱量は蓄熱槽(20)の熱媒(27)に熱交換して蓄熱され、 送電線(70)は、燃料電池発電装置(10)により発電された電力を電力需要先に供給し、 熱供給パイプライン(80)は、蓄熱槽(20)と温熱需要先との間で熱媒(27)を循環させて温熱を供給し、 コンピュータ制御装置(90)は、燃料電池発電装置による電力及び熱量の生成量を電力計(50)と熱量計(60)により計測するとともに、通信手段(100)により需要先に設置された消費電力計(55)及び/又は消費熱量計(65)から使用量データを受信して需要総量を集計し、 発電電力量が常に電力使用量以上となるように燃料電池発電装置(10)の運転を制御するとともに、余剰電力のあるときは、該余剰電力を使用して蓄熱槽に附置されたヒーター(40)を運転して蓄熱槽(20)の熱媒(27)を加熱するように制御し、 温熱使用量が蓄熱槽(20)の蓄熱量以上となるときは、燃料電池発電装置(10)の運転を制御して、蓄熱槽(20)と熱交換する温水を増加させるとともに、電力の一部を使用してヒーター(40)を運転し、蓄熱槽(20)の熱媒(27)を加熱するように制御することを特徴とする 燃料電池による電気・熱の供給システム
IPC (2件):
H01M8/06 ,  H02J3/28
FI (2件):
H01M8/06 G ,  H02J3/28
Fターム (11件):
5G066HA30 ,  5G066HB07 ,  5G066HB08 ,  5G066JA07 ,  5G066JB06 ,  5G066JB10 ,  5H027AA02 ,  5H027BA01 ,  5H027DD00 ,  5H027DD05 ,  5H027KK51
引用特許:
審査官引用 (6件)
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