特許
J-GLOBAL ID:200903068058416150

容器兼用注射器用の真空凍結乾燥方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市川 理吉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-154164
公開番号(公開出願番号):特開平7-328117
出願日: 1994年06月13日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 従来のバイアル壜用の真空凍結乾燥方法及び装置を利用して、容器兼用注射器のシリンジ内の薬液を凍結乾燥し乾燥気体と共にシリンジ内に密封することができる容器兼用注射器用の真空凍結乾燥方法及び装置を提供する。【構成】 シリンジ10の開口部12を上にした状態で保持具20にシリンジ10を着脱自在に固定する。シリンジ10内に薬液を所定量充填する。シリンジ10の内部を外部と連通させた半打栓の状態でシリンジ10に密封栓を装着する。保持具20を真空凍結乾燥装置1内の冷却板31,32,33の上に載せて真空凍結乾燥装置1を密閉する。冷却板31,32,33を冷却し、真空凍結乾燥装置1内を真空にしてシリンジ10内の薬液を凍結乾燥する。真空凍結乾燥装置1内に乾燥気体を充填してシリンジ10内を乾燥気体で満たす。真空凍結乾燥装置1の打栓手段40で半打栓状態の密封栓を打栓してシリンジ10を密封栓で密閉する。
請求項(抜粋):
熱伝導性が良好な保持具に容器兼用注射器のシリンジの外周面を密着させて、該シリンジの開口部を上にした状態で前記保持具にシリンジを着脱自在に固定し、シリンジの内部に薬液を所定量充填し、シリンジの内部を外部と連通させた半打栓の状態で密封栓をシリンジに装着した後、前記保持具を真空凍結乾燥装置内の冷却板の上に載せて該真空凍結乾燥装置を密閉し、前記冷却板を冷却してシリンジ内の薬液を凍結させると共に、真空凍結乾燥装置内を真空にして薬液の水分を蒸散させ、この凍結と蒸散によって薬液を粉末薬剤となした後、乾燥気体を真空凍結乾燥装置内に充填し、真空凍結乾燥装置の打栓手段で半打栓状態の前記密封栓を打栓して密封栓でシリンジを密閉し、前記粉末薬剤を真空凍結乾燥装置内で前記乾燥気体と共にシリンジ内に密封する容器兼用注射器用の真空凍結乾燥方法。
IPC (3件):
A61M 5/178 ,  A61J 3/00 300 ,  A61J 3/00 301
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る