特許
J-GLOBAL ID:200903068209320028

内燃機関のノック検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-111368
公開番号(公開出願番号):特開平10-299634
出願日: 1997年04月28日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 イオン電流経路内のLC共振電流に起因してノックありとの誤判定がなされるのを防止する。【解決手段】 点火コイル二次側1bのインダクタンスL2 とイオン電流経路に形成される浮遊容量C2 とで決まるLC共振周波数をノック周波数からずらすように設定し、イオン電流出力からノック周波数成分のみを正確に検出することができるようにする。好ましくは、インダクタンスL2 を大きな値に設定し、LC共振周波数をノック周波数よりも小さくすることにより、ノック検出性に加え着火性も向上させる。また、好ましくは、LC共振周波数を、処理回路20に設けられたノック信号抽出用バンドパスフィルタの低域遮断周波数よりも小さな値に設定し、ノイズとなるLC共振周波数成分を一層確実に取り除くことができるようにする。
請求項(抜粋):
点火コイルと、前記点火コイルの一次側に接続され、一次電流の通電及び遮断を切り換えるスイッチング手段と、前記点火コイルの二次側に接続され、前記スイッチング手段による一次電流の遮断に伴い発生する二次側高電圧により、シリンダ内の混合気を着火せしめる点火プラグと、前記点火コイル二次側及び前記点火プラグとともにイオン電流経路を構成するとともに、前記点火プラグに電圧を印加し、混合気の燃焼時にシリンダ内に発生するイオンを介して前記点火プラグに流れるイオン電流を検出するイオン電流検出手段と、前記イオン電流検出手段の出力信号からノックに特有な周波数の成分を抽出し、ノックの有無を判定する処理手段と、を具備する、内燃機関のノック検出装置において、前記点火コイル二次側のインダクタンスと前記イオン電流経路に形成される浮遊容量とで決まるLC共振周波数が前記ノックに特有な周波数と一致しないように設定されていることを特徴とする、内燃機関のノック検出装置。
IPC (2件):
F02P 17/12 ,  G01M 15/00
FI (2件):
F02P 17/00 R ,  G01M 15/00 Z
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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