特許
J-GLOBAL ID:200903068235922605
材質均質性の優れた高強度高靭性熱延鋼帯及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
白木 大太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-101919
公開番号(公開出願番号):特開2005-281838
出願日: 2004年03月31日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】 電縫鋼管用素材として好適なコイル内材質均質性に優れた高強度の熱延鋼帯及びかかる鋼帯を仕上圧延-コイル巻き取りの熱延ままの状態で得ることができる手段を提供する。【解決手段】 Nb及びVを含む炭化物、窒化物又は炭窒化物からなる微細析出物により析出強化されたベイニティックフェライトを主相とする金属組織を有し、該ベイニティックフェライトは平均粒径dが1.2μm以上2.5μm以下、かつ、圧延方向平均粒径dRの板厚方向平均粒径dNに対する比dR/dNが2未満であり、前記ベイニティックフェライトを除く第2相が金属組織中に占める第2相分率Vf(s)が体積比で2%未満であるとともにセメンタイトが金属組織中に占めるセメンタイト分率Vf(θ)が0.5%以下であり、かつ、Vf(s)/3+Vf(θ)≦0.6%を満足するものである。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
Nb及びVを含む炭化物、窒化物又は炭窒化物からなる微細析出物により析出強化されたベイニティックフェライトを主相とする金属組織を有する熱延鋼帯であって、
前記ベイニティックフェライトは平均粒径dが1.2μm以上2.5μm以下、かつ、圧延方向平均粒径dRの板厚方向平均粒径dNに対する比dR/dNが2未満であり、
前記ベイニティックフェライトを除く第2相が金属組織中に占める第2相分率Vf(s)が体積比で2%未満であるとともにセメンタイトが金属組織中に占めるセメンタイト分率Vf(θ)が0.5%以下であり、かつ、Vf(s)/3+Vf(θ)≦0.6%を満足することを特徴とする強度が620MPa以上、靭性DWTT SATTが-20°C以下である材質均質性の優れた熱延鋼帯。
IPC (5件):
C22C38/00
, B21B3/00
, C21D8/02
, C22C38/12
, C22C38/58
FI (5件):
C22C38/00 301A
, B21B3/00 A
, C21D8/02 B
, C22C38/12
, C22C38/58
Fターム (30件):
4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA14
, 4K032AA16
, 4K032AA17
, 4K032AA19
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032AA39
, 4K032AA40
, 4K032BA01
, 4K032BA03
, 4K032CA02
, 4K032CA03
, 4K032CB02
, 4K032CC03
, 4K032CC04
, 4K032CD02
, 4K032CD03
, 4K032CE01
, 4K032CE02
引用特許: