特許
J-GLOBAL ID:200903068236204935

トルクコンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-255307
公開番号(公開出願番号):特開2000-088080
出願日: 1998年09月09日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ドラグトルクを生じにくくすると同時に現行のシャフト径を維持する。【解決手段】 タービンハブ37は入力シャフト3に相対回転不能に係合するボス38とボス38から半径方向外側に延びるフランジ39とからなる。クラッチ機構21はフロントカバー8とタービン18との軸方向間に配置され、フロントカバー8とフランジ39との間でトルクの伝達及び遮断が可能である。ピストン59はフロントカバー8とクラッチ機構21及びフランジ39との軸方向間に軸方向に移動可能に配置されている。ピストン59は内周縁がボス38の外周面51に軸方向に移動可能に当接し、フランジ39との間に第1空間Aを形成し、フロントカバー8との間に第2空間Bを形成している。ボス38には、シャフト油路3aと第1空間Aとの間を連通する第1油路53と、第3空間Cと油路Bとを連通する第2油路54とが互いに交差しないよう交互に形成されている。
請求項(抜粋):
一部が外周面に露出するシャフト油路が内部に形成されたシャフトにトルクを出力するためのトルクコンバータであって、入力側のフロントカバーと、前記フロントカバーに固定され、前記フロントカバーとともに流体室を形成するインペラーと、前記流体室内に前記インペラーに対向して配置され前記インペラーとともに流体作動室を構成するタービンシェルと、前記タービンシェルの内周部付近でかつ前記ステータの前記フロントカバー側に配置され、前記シャフトに相対回転不能に係合するボスと、前記ボスから半径方向外方に延び前記タービンシェルに固定されたフランジを含むタービンハブを有するタービンと、前記インペラーと前記タービンとの内周部間に配置され、前記タービンとの間に前記流体作動室内の作動油を排出可能なポートを構成するステータと、前記フロントカバーと前記タービンとの軸方向間に配置され、前記フロントカバーと前記フランジとの間でトルクの伝達及び遮断が可能な多板クラッチ連結部と、前記フロントカバーと前記多板クラッチ連結部及び前記フランジとの軸方向間に軸方向に移動可能に配置され、内周縁が前記ボスの外周縁に軸方向に移動可能に当接し、前記フランジとの軸方向間でかつ前記多板クラッチ連結部の内周側にに第1空間を形成し、前記フロントカバーとの間に第2空間を形成するピストンとを備え、前記ボスには前記シャフト油路と前記第1空間との間を連通する第1油路が形成されている、トルクコンバータ。
FI (2件):
F16H 45/02 X ,  F16H 45/02 Y
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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