特許
J-GLOBAL ID:200903068284846370

メタロセンを基とする二軸配向ポリプロピレン製フイルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-251800
公開番号(公開出願番号):特開平11-166058
出願日: 1998年08月24日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 メタロセンを基とする二軸配向ポリプロピレンフィルム。【解決手段】 近位が置換されているラセミ型橋状ビス(インデニル)配位子を伴うメタロセン触媒で重合させたポリプロピレンからなる二軸配向フィルム。ポリプロピレンは2,1挿入を0.5〜2%含有しかつメソペンタドが少なくとも96%でメソダイヤドが少なくとも99%のイソタクティック性を示し、MFIが5g/10分未満、Mwが100,000-400,000である、二軸配向フィルムは、ピーク値が160°C未満の不定溶融温度を示し、厚みが18μmでの機械方向正割係数が少なくとも1400MPaで横方向正割係数が少なくとも2200MPa、フィルム同士の動的摩擦係数が0.5以下、水透過率、酸素透過率がそれぞれ2.6g/m2/日以下、2400c3/m2/日以下である。更に、140°Cでの伸縮率が機械方向で少なくとも8%で横方向で少なくとも16%である。
請求項(抜粋):
二軸配向フィルムの製造方法であって、(a) 式rac-R′R′′Si(2-RiInd)MeQ2[式中、R’、R”は、各々独立して、C1-C4アルキル基またはフェニル基であり、Indは、近位が置換基Riで置換されていてその他の位置が未置換であるインデニル基であり、Riは、エチル、メチル、イソプロピルまたは第三ブチル基であり、Meは、チタン、ジルコニウム、ハフニウムおよびバナジウムから成る群から選択される遷移金属であり、そして各Qは、独立して、炭素原子を1から4個含むヒドロカルビル基またはハロゲンである]で特徴付けられるメタロセン触媒の存在下でプロピレンを重合させることで生じさせた、2,1挿入を少なくとも0.5%含有しかつメソペンタドが少なくとも96%でメソダイヤドが少なくとも99%のイソタクティック性を示すイソタクティックポリプロピレンを含むポリプロピレンポリマーを供給し、(b) 上記ポリプロピレンのフィルムに縦方向および横方向応力をかけることで上記ポリプロピレンの二軸配向フィルムを成形して、平均値が160°C未満の不定溶融温度を示しかつ厚みが18ミクロンのフィルムの形態にした時に示す水透過率が2.6g/m2/日以下で酸素透過率が2,400c3/m2/日以下の二軸配向フィルムを生じさせる、段階を含む方法。
IPC (7件):
C08J 5/18 CES ,  B29C 55/12 ,  C08F 4/64 ,  C08F110/06 ,  B29K 23:00 ,  B29L 7:00 ,  C08L 23:12
FI (4件):
C08J 5/18 CES ,  B29C 55/12 ,  C08F 4/64 ,  C08F110/06
引用特許:
審査官引用 (8件)
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