特許
J-GLOBAL ID:200903068326537070

マルチピースソリッドゴルフボール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小島 隆司 ,  重松 沙織 ,  小林 克成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-349289
公開番号(公開出願番号):特開2004-180801
出願日: 2002年11月29日
公開日(公表日): 2004年07月02日
要約:
【解決手段】ソリッドコアが、希土類元素系触媒を用いて合成されたポリブタジエンを含むゴム基材と少量の有機過酸化物と不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩と有機硫黄化合物と無機充填剤とを含むゴム組成物から形成され、少なくとも1層からなる中間層が、熱可塑性樹脂組成物から形成され、カバーが、オレフィン-不飽和カルボン酸共重合体及び/又はオレフィン-不飽和カルボン酸-不飽和カルボン酸エステル共重合体及び/又は上記共重合体の金属イオン中和物とポリウレタンエラストマーと有機又は無機塩基性化合物との加熱混合物を配合してなる材料にて形成されたことを特徴とするマルチピースソリッドゴルフボール。【効果】非常に優れた飛び性能、高いカバーの耐擦過傷性、軟らかな打感を有し、低温下でも反発性の低下が抑制されたマルチピースソリッドゴルフボールを得ることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ソリッドコアと少なくとも1層からなる中間層とカバーとを具備してなるマルチピースソリッドゴルフボールにおいて、 上記ソリッドコアが、(A)シス-1,4-結合を60%以上含有し、希土類元素系触媒を用いて合成されたポリブタジエンを60〜100重量%含むゴム基材100重量部に対して、(B)有機過酸化物を0.1〜0.8重量部、(C)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩、(D)有機硫黄化合物、(E)無機充填剤を含むゴム組成物から形成され、該ソリッドコアの980N(100kgf)荷重負荷時の変形量が3.0〜6.0mmであり、かつ該ソリッドコアの直径が30〜40mmであると共に、 上記少なくとも1層からなる中間層が、熱可塑性樹脂組成物から形成され、該少なくとも1層の中間層の厚みが1層につき0.5〜2.0mmであり、かつ該少なくとも1層の中間層のうち上記カバーと接する層(中間層最外層)のショアD硬度が20〜60であって、 上記カバーが、(F)オレフィン-不飽和カルボン酸共重合体及び/又はオレフィン-不飽和カルボン酸-不飽和カルボン酸エステル共重合体及び/又は上記共重合体の金属イオン中和物と、(G)ポリウレタンエラストマーと、(H)有機又は無機塩基性化合物との加熱混合物を配合してなる材料にて形成され、該カバーの厚みが0.5〜2.5mmであり、かつ該カバーのショアD硬度が50〜70であり、上記(中間層最外層ショアD硬度)≦(カバーのショアD硬度)であって、 しかも、上記ソリッドコアと少なくとも1層からなる中間層と上記カバーとを具備してなるマルチピースソリッドゴルフボールの980N(100kgf)荷重負荷時の変形量が3.0〜5.0mmであることを特徴とするマルチピースソリッドゴルフボール。
IPC (8件):
A63B37/00 ,  A63B37/04 ,  A63B37/12 ,  C08K3/00 ,  C08K5/09 ,  C08K5/14 ,  C08K5/36 ,  C08L9/00
FI (9件):
A63B37/00 L ,  A63B37/00 F ,  A63B37/04 ,  A63B37/12 ,  C08K3/00 ,  C08K5/09 ,  C08K5/14 ,  C08K5/36 ,  C08L9/00
Fターム (16件):
4J002AC051 ,  4J002DE109 ,  4J002DE239 ,  4J002DG049 ,  4J002EF047 ,  4J002EF077 ,  4J002EG037 ,  4J002EG047 ,  4J002EK036 ,  4J002EK066 ,  4J002EV028 ,  4J002EV038 ,  4J002EV048 ,  4J002EV058 ,  4J002FD019 ,  4J002GC01
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • ゴルフボール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-355745   出願人:ブリヂストンスポーツ株式会社
  • マルチピースゴルフボール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-033183   出願人:ブリヂストンスポーツ株式会社
  • ゴルフボール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-337000   出願人:ブリヂストンスポーツ株式会社
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