特許
J-GLOBAL ID:200903068327755012

ニトロ化又はカルボキシル化用触媒、それを用いたニトロ化又はカルボキシル化方法、及びアダマンタン誘導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-003161
公開番号(公開出願番号):特開平11-239730
出願日: 1998年01月09日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 比較的温和な条件であっても基質を効率よくニトロ化又はカルボキシル化する。【解決手段】 下記式(1)で表されるイミド化合物(N-ヒドロキシフタルイミドなど)の存在下、基質と、(i)窒素酸化物及び(ii)一酸化炭素と酸素との混合物から選択された少なくとも一種の反応剤とを接触させて、基質に、ニトロ基及びカルボキシル基から選ばれた少なくとも一種の官能基を導入する。【化1】(式中、R1 及びR2 は、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、シクロアルキル基を示し、R1 及びR2 は互いに結合して二重結合、または芳香族性又は非芳香族性の環を形成してもよい。YはO又はOH、n=1〜3)窒素酸化物には、式 Nx Oy で表される化合物(N2 O3 ,NO2 など)が含まれ、基質には、アダマンタンなどのメチン炭素原子を有する化合物,芳香族性環の隣接部位にメチル基又はメチレン基を有する化合物などが含まれる。
請求項(抜粋):
基質を、(i)窒素酸化物及び(ii)一酸化炭素と酸素との混合物から選択された少なくとも一種の反応剤と接触させて、ニトロ基及びカルボキシル基から選ばれた少なくとも一種の官能基を導入するための触媒であって、下記式(1)【化1】(式中、R1 及びR2 は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、シクロアルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アシル基を示し、R1 及びR2 は互いに結合して二重結合、または芳香族性又は非芳香族性の環を形成してもよい。Yは酸素原子又はヒドロキシル基を示し、nは1〜3の整数を示す)で表されるイミド化合物で構成されている触媒。
IPC (9件):
B01J 31/02 102 ,  C07B 41/08 ,  C07B 43/02 ,  C07C205/55 ,  C07C231/02 ,  C07C233/06 ,  C07C233/58 ,  C07C265/10 ,  C07C271/24
FI (9件):
B01J 31/02 102 Z ,  C07B 41/08 ,  C07B 43/02 ,  C07C205/55 ,  C07C231/02 ,  C07C233/06 ,  C07C233/58 ,  C07C265/10 ,  C07C271/24
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特開昭56-092847
  • 特開平3-162050
  • 公衆電話機の表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-103934   出願人:アンリツ株式会社
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引用文献:
審査官引用 (5件)
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