特許
J-GLOBAL ID:200903068345209211
ジャガイモそうか病原因菌種の16SrRNA遺伝子若しくは16SrRNA遺伝子からITS領域間を増幅するための新規プライマー対、及びそれらを用いたジャガイモそうか病原因菌種の検出・識別方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
近藤 利英子
, 吉田 勝広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-032067
公開番号(公開出願番号):特開2006-217828
出願日: 2005年02月08日
公開日(公表日): 2006年08月24日
要約:
【課題】複数のジャガイモそうか病菌種のゲノムDNAを菌種特異的に増幅できるPCR用のプライマー対、及びそれを用いて、そうか病罹患の塊茎の病斑組織における菌種の特定、又ジャガイモ畑等のそうか病菌種の存在の有無及び菌種の特定、また、培養そうか病菌の特定、を迅速・簡便かつ安価に行う方法を提供すること。【解決手段】そうか病菌種の16S rRNA遺伝子及び16S-23S内部転写スペーサー(ITS)領域の菌種特異的塩基配列にハイブリダイズし、増幅されるべきDNA断片サイズ(base pairs)が菌種間で明瞭に異なるPCR用プライマー対、それらを用いることによる、ハイブリダイズしたプライマー間のゲノムDNAの増幅方法、更に増幅産物の識別方法を提供する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
ジャガイモそうか病(以下、単にそうか病という。)菌種Streptomyces scabieiの16S rRNA遺伝子に特異的にハイブリダイズし、かつ下記の塩基配列を有する、当該菌種の16S rRNA遺伝子から16S-23S内部転写スペーサー(internal transcribed spacer:ITS)領域(以下、単にITS領域という。)間を増幅するためのPCR用フォワードプライマー(Sca-F)と、当該菌種のITS領域に特異的にハイブリダイズし、かつ下記の塩基配列を有する、当該菌種の16S rRNA遺伝子からITS領域間を増幅するためのPCR用リバースプライマー(Sca-R)からなる新規なプライマー対。
Sca-F:cggtggccya acccgtaag (5'→3') (y:t/u又はc)
Sca-R:ttccacaccc acaaggggta gt (5'→3')
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (19件):
4B024AA07
, 4B024AA11
, 4B024CA01
, 4B024CA09
, 4B024CA11
, 4B024CA20
, 4B024GA27
, 4B024HA14
, 4B063QA01
, 4B063QA18
, 4B063QQ06
, 4B063QQ42
, 4B063QR32
, 4B063QR55
, 4B063QR62
, 4B063QR75
, 4B063QS25
, 4B063QS34
, 4B063QX01
引用文献:
審査官引用 (8件)
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Plant Pathol., vol. 53, pages 280-287 (2004)
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Plant Pathol., vol. 47, pages 759-766 (1998)
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J.Appl. Microbiol., vol. 94, pages 515-522 (2003)
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Plant Dis., vol. 85, pages 1183-1188 (2001)
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Int. J. Syst. Evol. Microbiol., vol. 53, pages 2049-2054 (2003)
-
Int. J. Syst. Evol. Microbiol., vol. 54, pages 203-209 (2004)
-
Int. J. Syst. Bacteriol., vol. 46, pages 476-479 (1996)
-
Phytopathology, vol. 89, pages 462-469 (1999)
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