特許
J-GLOBAL ID:200903068458132304

有被膜錯体凝集体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 千葉 剛宏 ,  宮寺 利幸 ,  佐藤 辰彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-031729
公開番号(公開出願番号):特開2006-218349
出願日: 2005年02月08日
公開日(公表日): 2006年08月24日
要約:
【課題】錯体に対して施す脱ガス処理に要する時間を短縮する。【解決手段】錯体の1種である金属-有機骨格構造体を有機溶媒中で合成し、その後、被膜となる物質を前記有機溶媒中に添加して、金属-有機骨格構造体が大気に曝露する前に被膜を形成する。この被膜が存在することによって、金属-有機骨格構造体を大気に露呈しても、該金属-有機骨格構造体に水蒸気等が吸着することが回避される。被膜は、例えば、水素透過性バインダからなり、このため、金属-有機骨格構造体の成形体を収容した容器に水素ガスを導入すると、水素ガスは、被膜を通過して金属-有機骨格構造体に吸着される。また、水素透過性バインダの結合作用を介して、金属-有機骨格構造体が凝集する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
錯体が被膜で被覆された有被膜錯体を凝集させて凝集体とする有被膜錯体凝集体の製造方法であって、 水素ガスを吸着可能な錯体を有機溶媒中で合成する工程と、 水素ガス分子が透過可能な水素透過性バインダを前記有機溶媒に添加し、前記水素透過性バインダで前記錯体を被覆して有被膜錯体を形成する工程と、 前記有被膜錯体と前記有機溶媒とを分離するとともに、前記水素透過性バインダを介して前記有被膜錯体同士を結合させて凝集体を得る工程と、 を有することを特徴とする有被膜錯体凝集体の製造方法。
IPC (1件):
B01J 20/22
FI (1件):
B01J20/22 A
Fターム (9件):
4G066AB24B ,  4G066AC27D ,  4G066AC31D ,  4G066AC33D ,  4G066CA38 ,  4G066DA04 ,  4G066FA11 ,  4G066FA33 ,  4G066FA37
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 米国特許出願公開第2003/0148165号明細書
  • 米国特許出願公開第2003/0222023号明細書
審査官引用 (7件)
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