特許
J-GLOBAL ID:200903068580215792
物体検出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
伊藤 洋二
, 三浦 高広
, 水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-151709
公開番号(公開出願番号):特開2009-301104
出願日: 2008年06月10日
公開日(公表日): 2009年12月24日
要約:
【課題】輝度勾配に基づく特徴量を用いた物体検出装置において、物体の検出精度を向上させる。【解決手段】入力画像中を複数に分割した領域の輝度勾配に基づいて領域の第1の特徴量を算出し、位置が異なる複数の領域の第1の特徴量同士を組み合わせた第2の特徴量を算出し、第2の特徴量に基づいて入力画像中の物体を識別する物体検出装置において、第2の特徴量を入力とし、学習サンプルの重みから算出される物体である条件付き確率が物体以外である条件付き確率より高いか否かにより、物体又は物体以外とを識別する弱識別器を構築し、複数の弱識別器を用いた第1のアダブーストにより、入力画像のすべての領域それぞれにおいて、物体の識別に有用な第2の特徴量を選択する第1強識別器を構築し、第1強識別器を用いた第2のアダブーストにより、複数の領域のすべての組み合わせに対応する第2の特徴量から、物体の識別に有用な領域の組み合わせを選択する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力画像中を複数に分割した領域の輝度勾配に基づいて前記領域の第1の特徴量を算出する第1の特徴量算出手段と、
位置が異なる複数の前記領域の前記第1の特徴量同士を組み合わせた第2の特徴量を算出する第2の特徴量算出手段と、
前記第2の特徴量に基づいて前記入力画像から検出対象である物体を検出する識別手段と、
学習サンプルを前記入力画像として、学習により前記識別手段を構築する学習手段とを備え、
前記学習手段は、
前記第2の特徴量を入力とし、予め設定された前記学習サンプルの重みから算出される前記物体である条件付き確率が前記物体以外である条件付き確率より高いか否かにより、前記物体又は前記物体以外とを識別する弱識別器を構築する弱識別器構築手段と、
複数の前記弱識別器を用いた第1のアダブーストにより、前記入力画像のすべての前記領域それぞれにおいて、前記物体の識別に有用な前記第2の特徴量を選択する第1強識別器を構築する第1強識別器構築手段と、
前記第1強識別器を用いた第2のアダブーストにより、複数の前記領域のすべての組み合わせに対応する前記第2の特徴量から、前記物体の識別に有用な前記領域の組み合わせを選択する第2強識別器構築手段とを備えて構成されており、
前記識別手段は、第2強識別器構築手段により選択された前記領域の組み合わせに対応する前記第2の特徴量に基づいて、前記入力画像から前記物体を検出することを特徴とする物体検出装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G06T7/00 300F
, G06T1/00 340B
Fターム (13件):
5B057DA08
, 5B057DC16
, 5B057DC32
, 5L096AA06
, 5L096CA04
, 5L096EA39
, 5L096FA33
, 5L096GA02
, 5L096GA19
, 5L096GA30
, 5L096JA11
, 5L096JA22
, 5L096KA04
引用特許:
引用文献:
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