特許
J-GLOBAL ID:200903068627895789

浸炭歯車部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-141467
公開番号(公開出願番号):特開平9-324848
出願日: 1996年06月04日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 熱間圧延した鋼材を、軟化のための熱処理なしに冷間加工することによって、製造性に優れ、かつ、強度が高い浸炭歯車部品を提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.25%、Si:0.15%以下、Mn:0.30〜1.0%、Cr:0.30〜1.50%、B:0.0005〜0.0030%、Nb:0.01〜0.1%、N:0.020%以下、Ti:0.1%以下を含有し、ただし原子%で、Ti/N:3.42〜8.0の鋼であって、さらにNi:1.0%以下、Mo:1.0%以下を含んでもよい。前記鋼の焼入性指数はJ13mm25〜J13mm33、熱間圧延後の硬さは80HRB以下とする。前記鋼の熱間圧延材から冷間加工によって歯車部品を形成し、浸炭処理して、浸炭処理後の表面硬さは680HV以上、有効浸炭深さは0.5〜1mm、心部硬さは250HV以上とする。
請求項(抜粋):
鋼に浸炭処理を施してなる浸炭歯車部品であって、前記鋼は、合金成分として質量%で、C:0.10〜0.25%、Si:0.15%以下、Mn:0.30〜1.0%、Cr:0.30〜1.50%、B:0.0005〜0.0030%、Nb:0.01〜0.1%、N:0.020%以下、Ti:0.1%以下を含有し、ただし原子%で、Ti/N:3.42〜8.0であって、残部Feおよび不可避的不純物からなり、前記鋼の焼入性指数はJ13mm25〜J13mm33であり、前記鋼の熱間圧延後の硬さは80HRB以下であり、前記浸炭歯車部品は、前記鋼の熱間圧延材から冷間加工によって形成された後浸炭処理され、浸炭処理後の表面硬さは680HV以上、有効浸炭深さは0.5〜1mm、心部硬さは250HV以上であることを特徴とする浸炭歯車部品。
IPC (4件):
F16H 55/06 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/32 ,  C23C 8/22
FI (4件):
F16H 55/06 ,  C22C 38/00 301 N ,  C22C 38/32 ,  C23C 8/22
引用特許:
出願人引用 (11件)
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