特許
J-GLOBAL ID:200903068633966280

生分解性不織布およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051116
公開番号(公開出願番号):特開平9-078428
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 生分解性能が制御可能であるとともに不織布の地合いおよび機械的特性、紡出糸条の冷却性および可紡性に優れ、かつ熱接着機能を有し、さらに必要に応じて吸水性をも発揮しうる生分解性不織布を提供する。【解決手段】 生分解性脂肪族ポリエステルからなる高融点成分1と低融点成分2とが繊維横断面において中心から周方向の一定範囲ずつを交互に占め、繊維横断面に中空部3を有し、前記両成分が繊維横断面においてそれぞれ均等な面積を有するセグメントに分割されており、かつ繊維軸方向に連続するとともに繊維表面ならびに中空部3に露出するように環状均等配列型複合長繊維4を溶融紡糸し、これを牽引細化した後長繊維不織ウエブとなし、これに天然繊維不織ウエブを積層した後に、超音波融着処理を施して両不織ウエブを部分的に融着させ一体化して生分解性不織布を得る。
請求項(抜粋):
複合長繊維からなる長繊維不織ウエブが部分的に熱圧接されて所定の形態が保持されてなる不織布であって、前記複合長繊維が生分解性を有する第1の脂肪族ポリエステルからなる高融点成分とこの高融点成分よりも融点の低い生分解性を有する第2の脂肪族ポリエステルからなる低融点成分とから形成される環状均等配列型複合長繊維であり、この環状均等配列型複合長繊維の繊維横断面において高融点成分および低融点成分が繊維横断面の中心から周方向の一定範囲ずつを交互に占め、かつ繊維横断面に中空部を有し、かつ前記両成分が繊維横断面においてそれぞれ均等な面積を有するセグメントに分割されており、しかも高融点成分および低融点成分が繊維軸方向に連続するとともに繊維表面ならびに中空部に露出していることを特徴とする生分解性不織布。
IPC (12件):
D04H 3/00 ,  B29C 65/08 ,  B32B 5/02 ,  B32B 27/02 ,  C08G 63/06 NLP ,  C08L 67/02 LPD ,  D01D 5/24 ,  D01F 6/84 301 ,  D01F 6/84 303 ,  D01F 8/14 ,  D04H 1/22 ,  D04H 1/42
FI (13件):
D04H 3/00 C ,  D04H 3/00 F ,  B29C 65/08 ,  B32B 5/02 A ,  B32B 27/02 ,  C08G 63/06 NLP ,  C08L 67/02 LPD ,  D01D 5/24 C ,  D01F 6/84 301 G ,  D01F 6/84 303 Z ,  D01F 8/14 B ,  D04H 1/22 ,  D04H 1/42 T
引用特許:
審査官引用 (7件)
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