特許
J-GLOBAL ID:200903068644016659
樹脂部材のレーザ溶着方法及びその装置およびレーザ溶着部材
発明者:
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
,
,
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-166478
公開番号(公開出願番号):特開2005-001216
出願日: 2003年06月11日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】レーザ光に対して透過性を有する透過性樹脂部材とレーザ光に対して吸収性を有する吸収性樹脂部材とを溶着するに当たって、曲線部における溶着線の幅方向の溶着強度を均一にする溶着方法と、溶着装置と、さらにこのように曲線部の溶着強度が均一である溶着部材とを提供する。【解決手段】帯状に溶着する溶着線が隣合う直線部とこの直線部に挟まれた曲線部とからなり曲線部における吸収性樹脂部材の第2溶着面に作用するレーザ光のエネルギを曲線部の曲率半径大側と曲率半径小側とで平均化するエネルギ平均化手段を有することを特徴とする方法である。溶着線の曲線部で曲率半径大側と曲率半径小側とでレーザ光のエネルギを平均化する手段を有する。レーザ光のエネルギを平均化する手段としては、1)透過性樹脂部材の厚さを調整する、2)レーザビームの走査軌跡を調整する、3)ビーム断面のエネルギ密度を調整して、溶着線の直線部と曲線部とで走査方法を変える、4)小径ビームを使用して溶着線を塗りつぶすように照射する、5)溶着線を直線部のみで構成する、などの手段を挙げることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定形状をもち帯状の第1溶着面を含む部分が少なくともレーザ光を透過する透過性樹脂で形成された透過性樹脂部材と、所定形状を持ち該第1溶着面と溶着される帯状の第2溶着面を含む部分が該レーザ光を吸収する吸収性樹脂で形成された吸収性樹脂部材とを重ね合わせ、前記透過性樹脂部材側からレーザ光を照射して前記透過性樹脂部材の該第1溶着面と前記吸収性樹脂部材の該第2溶着面との当接面を帯状に溶着する樹脂部材のレーザ溶着方法において、
前記帯状に溶着する溶着線が隣合う直線部と該直線部に挟まれた曲線部とからなり該曲線部における前記吸収性樹脂部材の該第2溶着面に作用する前記レーザ光のエネルギを前記曲線部の曲率半径大側と曲率半径小側とで平均化するエネルギ平均化手段を有することを特徴とする樹脂部材のレーザ溶着方法。
IPC (3件):
B29C65/16
, B23K26/00
, B23K26/06
FI (3件):
B29C65/16
, B23K26/00 310S
, B23K26/06 E
Fターム (15件):
4E068BA02
, 4E068CA07
, 4E068CB09
, 4E068CD05
, 4E068CD06
, 4E068CE03
, 4E068CE08
, 4E068DB10
, 4F211AK03
, 4F211TA01
, 4F211TC06
, 4F211TD11
, 4F211TJ22
, 4F211TN27
, 4F211TQ13
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
樹脂部品とそのレーザ溶着方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-052333
出願人:日産自動車株式会社
-
容器の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-056379
出願人:株式会社東海理化電機製作所
前のページに戻る