特許
J-GLOBAL ID:200903068668714632

ディスクシステムとそのキャッシュ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-134840
公開番号(公開出願番号):特開2003-330792
出願日: 2002年05月10日
公開日(公表日): 2003年11月21日
要約:
【要約】【課題】低使用頻度のデータにより高使用頻度のデータがキャッシュメモリから追い出されるのを防止してキャッシュヒット率を向上させるキャッシュ区分制御を、ユーザの手間の増加を伴わずに実現する。【解決手段】CPU101から発行するI/O命令にアクセス対象のデータがユーザデータかメタデータかを区別する識別情報を付加する。I/O命令を受けるドライバ装置102は、発行されたI/O命令に付加された識別情報により、キャッシュメモリ103に設定された複数の仮想領域111〜113のうちの使用すべき仮想領域を選択し、I/O命令の実行にキャッシュメモリへの新データの格納が伴う場合には、選択した仮想領域の番号を新データに対応してキャッシュメモリ103に記録する。これにより新データを格納したスロット114の所属する領域が決まる。キャッシュリプレースは各領域ごとに独立して実行し、もって予め設定した各領域の上限サイズを保つ。
請求項(抜粋):
I/O命令を発行するCPU装置と、ディスク装置と、所定のスロット単位のディスクデータを選択的に保持するディスクキャッシュメモリと、該ディスク装置およびキャッシュメモリの制御を行うドライバ装置キャッシュメモリを含むディスクシステムにおいて、キャッシュメモリの各スロットは領域番号を格納するための欄を備え、前記ドライバ装置は発行されたI/O命令によりディスクデータを前記キャッシュメモリに格納する際に前記I/O命令の種別に対応する値を前記領域番号の欄に記録し、かつ発行されたI/O命令により前記キャッシュメモリのデータをアクセスするごとにアクセスするスロットの領域番号を前記I/O命令の種別に対応する値に更新し、かつ前記領域番号で区別されるキャッシュメモリの各領域について設定された上限サイズに応じて、各領域ごと独立にキャッシュの追い出し制御を行う手段を有するディスクシステム。
IPC (7件):
G06F 12/08 523 ,  G06F 12/08 525 ,  G06F 12/08 557 ,  G06F 3/06 302 ,  G06F 12/12 501 ,  G06F 12/12 505 ,  G06F 12/12 557
FI (7件):
G06F 12/08 523 E ,  G06F 12/08 525 Z ,  G06F 12/08 557 ,  G06F 3/06 302 A ,  G06F 12/12 501 ,  G06F 12/12 505 ,  G06F 12/12 557 Z
Fターム (14件):
5B005JJ13 ,  5B005LL11 ,  5B005MM11 ,  5B005QQ04 ,  5B005QQ06 ,  5B005UU43 ,  5B065BA01 ,  5B065CA12 ,  5B065CC03 ,  5B065CC08 ,  5B065CE12 ,  5B065CE14 ,  5B065CH02 ,  5B065EK06
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭58-144961
  • メモリ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-252207   出願人:富士ゼロックス株式会社
  • キャッシュ記憶装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-069572   出願人:株式会社日立製作所
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