特許
J-GLOBAL ID:200903068856064238

ガス濃度測定装置の異常診断方法及びガス濃度測定装置の異常診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-104672
公開番号(公開出願番号):特開2006-047278
出願日: 2005年03月31日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】 全領域空燃比センサやNOxセンサのようなガスセンサを使ったガス濃度測定装置に異常が発生した場合に、センサ素子を破損させることなく、その異常内容と異常が発生した箇所とを識別できるようにする。【解決手段】 ガス濃度測定装置1の作動時に、センサ素子10とセンサ素子制御回路50との接続点の電圧が予め設定された異常電圧値になると、センサ素子制御回路50と各接続点とを電気的に遮断する。これにより、異常発生時にセンサ素子10に流れる異常電流を遮断し、センサ素子10が破損することを防止する。その後、センサ素子制御装置50からセンサ素子10に、センサ素子10を破損させない程度の電流を流し、その時の各接続点の電圧を検出する。そして、検出した各接続点の各端子電圧に基づき、センサ素子10の異常内容と異常が発生した箇所とを識別する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
拡散抵抗体を介して被測定ガス空間に連通する測定室と、 固体電解質体及び該固体電解質体に設けられた一対の電極を備え、該一対の電極のうち一方の電極が前記測定室に面して配置されて、前記測定室内の酸素濃度に応じて電圧を発生する酸素濃度検知セルと、 固体電解質体及び該固体電解質体に設けられた一対の電極を備え、該一対の電極のうち一方の電極が前記測定室に面して配置されて、自身に流れる電流に応じて前記測定室内の酸素をポンピングする酸素ポンプセルと、 を有するガスセンサと、 前記ガスセンサの各セルに電気的に接続されて、前記酸素濃度検知セルの出力電圧が一定値となるように前記酸素ポンプセルに流す電流の電流制御を行うことにより、前記被測定ガス空間の所定ガスの濃度を測定する測定手段と、 を備えたガス濃度測定装置の異常診断方法であって、 前記ガスセンサの前記各セルと前記測定手段との各接続点のうち何れかの接続点の電圧が予め設定された異常電圧値になると、前記測定手段と前記各接続点とを電気的に遮断し、 その後、前記測定手段と前記各接続点とを電気的に接続して、前記ガスセンサの異常診断を行う ことを特徴とするガス濃度測定装置の異常診断方法。
IPC (2件):
G01N 27/419 ,  G01N 27/26
FI (3件):
G01N27/46 327R ,  G01N27/26 391A ,  G01N27/46 327C
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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