特許
J-GLOBAL ID:200903068894235232

車両用冷房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-136254
公開番号(公開出願番号):特開平11-321293
出願日: 1998年05月19日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 蓄冷式熱交換器15の設置場所を広範囲に選択でき、より多くの車両に搭載可能な車両用冷房装置を提供すること。【解決手段】 冷凍サイクル3の冷媒蒸発器13と並列に蓄冷式熱交換器15を接続し、この蓄冷式熱交換器15の出口側に冷媒ポンプ4を設置している。蓄冷式熱交換器15は、蓄冷剤を収容した一組の蓄冷パックを有し、この蓄冷パックで第2膨張弁14より下流の分岐配管16bを挟み込み、蓄冷パックを分岐配管16bの外周面に密着した状態で結合されている。蓄冷モードが選択されると、第2膨張弁14の上流に設けられた第2電磁弁20を開き、蓄冷パックで挟み込まれた分岐配管16bを低温低圧の冷媒が流れることにより、蓄冷パックに収容された蓄冷剤が冷却されて凍結する。冷媒ポンプ4は、エンジンを停止した状態で車室内の保冷運転を行う時に、蓄冷式熱交換器15で凝縮液化した液冷媒を冷媒蒸発器13へ送ることができる。
請求項(抜粋):
冷凍サイクルに具備される冷媒蒸発器と並列に蓄冷式熱交換器を接続し、前記冷凍サイクルの運転中に前記蓄冷式熱交換器にて蓄冷した後、車両のエンジンを停止した状態で前記蓄冷式熱交換器に蓄えた冷熱を利用して車室内を保冷する車両用冷房装置であって、前記エンジンを停止した状態で車室内を保冷する時に、前記蓄冷式熱交換器で凝縮液化した液冷媒を前記冷媒蒸発器へ強制的に送る冷媒ポンプを設置したことを特徴とする車両用冷房装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 蓄熱式冷房装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-320287   出願人:三菱電機株式会社
  • 車両用冷房装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-036435   出願人:日本電装株式会社
  • バス車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-130151   出願人:株式会社デンソー

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