特許
J-GLOBAL ID:200903068915367681

燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-255578
公開番号(公開出願番号):特開2001-082230
出願日: 1999年09月09日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】【課題】 吸入調量型の燃料噴射装置において、吸入調量弁の調量特性における機差や温度特性の変化によるばらつきを補正し、指令吸入量に対する実吸入量のばらつきを小さくして、燃料圧力の制御性を向上させる。【解決手段】 内燃機関の気筒に噴射する高圧燃料が蓄圧されるコモンレール1の燃料圧力を燃料圧センサSで検出し、これを基にECU3で吸入調量弁8を駆動して加圧室52、62への吸入量を制御する。ECU3は、吸入調量弁8を吸入量ゼロが保証される電流で駆動し、その状態から駆動電流を徐々に増加または減少させた時のコモンレール圧力の変化量から、吸入調量弁8が実際に吸入を開始する吸入開始電流値を算出する吸入開始電流算出手段を有し、この吸入開始電流値から調量特性の補正を行うことで、吸入調量弁8の機差等による吸入量のばらつきを小さくし、制御性を向上させる。
請求項(抜粋):
高圧燃料が蓄圧される蓄圧室と、該蓄圧室内の高圧燃料を内燃機関の気筒に噴射する噴射弁と、吸入調量弁を経て加圧室に吸入される燃料を加圧して上記蓄圧室に圧送する燃料供給ポンプと、上記蓄圧室内の燃料圧力を検出する圧力検出器と、該圧力検出器によって検出される燃料圧力を基に上記吸入調量弁を駆動して上記加圧室への吸入量を制御し、上記蓄圧室内の燃料圧力を制御する制御部を備える燃料噴射装置において、上記制御部が、上記吸入調量弁を吸入量ゼロが保証される電流で駆動し、その状態から駆動電流を徐々に変化させた時の上記蓄圧室内の燃料圧力の変化量から、上記吸入調量弁が実際に吸入を開始する吸入開始電流値を算出する吸入開始電流算出手段を有することを特徴とする燃料噴射装置。
Fターム (18件):
3G301HA02 ,  3G301JA11 ,  3G301JA17 ,  3G301KA01 ,  3G301KA07 ,  3G301LB06 ,  3G301LB07 ,  3G301LB11 ,  3G301LC01 ,  3G301MA11 ,  3G301MA18 ,  3G301ND01 ,  3G301ND41 ,  3G301PB08A ,  3G301PB08Z ,  3G301PE01Z ,  3G301PF03Z ,  3G301PG02Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 可変吐出量高圧ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-260391   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 高圧燃料ポンプの調量機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-037633   出願人:株式会社デンソー, 株式会社日本自動車部品総合研究所

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