特許

J-GLOBAL ID：200903069062779050

プレス型及びプレス方法

発明者： 鈴木 義則 ,  加藤 久佳
出願人/特許権者： トヨタ車体株式会社
代理人 (3件)： 富澤 孝 ,  山中 郁生 ,  岡戸 昭佳
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-333278
公開番号（公開出願番号）：特開2005-095937
出願日： 2003年09月25日
公開日（公表日）： 2005年04月14日
要約：

【課題】 素材を縦壁部にビードを有するハット形断面の部品に成形する際に、該縦壁部にダイとの溶着(かじり)を発生させることなく成形できるプレス型及びそのプレス型を利用したプレス方法を提供すること。【解決手段】 ダイ30の下部に吊りカム体35をパンチ10の側面12に直交する方向に移動可能に支持し、ダイ30を下降させて素材70に常時摺接させてパンチ10の側面12から離間する方向に移動させ、パンチ10の側面12と吊りカム体35の前面351との間に、素材70の板厚以上の隙を保持したまま素材70を折り曲げるとともに、ダイ30が下死点に至る直前から下死点に至る間に、前記吊りカム体35を前記パンチ10の側面12に向かって前進移動させ、縦壁部73を前記パンチ10の側面12に押圧してビード部74を成形する。【選択図】 図4

請求項（抜粋）：

平板状の金属板素材の幅方向中央部を下方から支持するパンチと、前記素材の幅方向中央部を上方から前記パンチに押さえつけるパッドと、昇降可能で、下降により、前記素材の幅方向両側部に摺接しつつ前記素材を折り曲げて、該素材の幅方向両側部を前記パンチの側面に押圧して所定の形状に成形するダイと、を備えており、 前記素材を縦壁部の一部に凸状のビードを有するコ字形断面の部品に成形するプレス型であって、 前記パンチ及びダイは、前記縦壁部の前記ビードが形成されない部位を成形する一般部成形部と、前記縦壁部の前記ビードが形成される部位を成形するビード部成形部とを備えており、 前記ビード部成形部には、前記パンチの側面に直交する方向に移動可能に前記ダイに支持され、前記ダイの下降に伴なう前記素材への摺接により前記パンチの側面から離間する方向に後退移動し、前記ダイが下死点に至る直前から下死点に至る間に前記パンチの側面に向かって前進移動して前記縦壁部を前記パンチの側面に押圧する吊りカム体を設けるとともに、 前記パンチの側面と、該パンチの側面に対峙する前記吊りカム体の面とに、吊りカム体がパンチを押圧したときに、前記縦壁部を挟んで互いに係合して前記縦壁部にビードを成形する突出部及び溝部を形成したことを特徴とするプレス型。

IPC (3件)：

B21D5/01 ,  B21D24/00 ,  B21D37/08

FI (4件)：

B21D5/01 D ,  B21D5/01 M ,  B21D24/00 Z ,  B21D37/08

Fターム (6件)：

4E050DA10 ,  4E063AA01 ,  4E063BA01 ,  4E063CA06 ,  4E063DA06 ,  4E063MA18

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 曲げ成形方法およびプレス型
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-007756   出願人：トヨタ自動車株式会社
• プレス金型装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-130741   出願人：ダイハツ工業株式会社