特許
J-GLOBAL ID:200903069066706996

ケーブル直角引きパーキングブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-019579
公開番号(公開出願番号):特開2000-219122
出願日: 1999年01月28日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】【課題】 バッキングプレートと平行な連結ピンまわりの回動可能に連結されるとともに一対のブレーキシューに係合させられた第1レバー部材および第2レバー部材を有し、第1レバー部材に接続されたパーキングブレーキケーブルをバッキングプレートと直角な方向へ引っ張ってパーキングブレーキを作動させるケーブル直角引きパーキングブレーキにおいて、パーキングブレーキケーブルを第1レバー部材に離脱不能に保持するばね板を省略する。【解決手段】 挿通穴60内に挿入された掛止部材68を、第1レバー部材74に設けられた第1ガイド84と第2レバー部材76に設けられた曲げ加工部(第3ガイド)90との間を通過させる(?A)とともに、第2ガイド92によって掛止部材68の姿勢を規制しながら(?B)ケーブル掛止部82側へ移動させて掛止する。
請求項(抜粋):
バッキングプレートと、該バッキングプレートに拡開可能に配設された一対のブレーキシューと、互いに略重なるように平行に配設されるとともに、一端部において前記バッキングプレートと略平行な連結ピンまわりの相対回動可能に連結された第1レバー部材および第2レバー部材を有して、前記一対のブレーキシューの一方の端部間に配設され、該第1レバー部材は該一端部側において該一対のブレーキシューの一方と係合させられるとともに該第2レバー部材は反対側の他端部側において他方のブレーキシューと係合させられる拡開機構と、前記バッキングプレートに設けられたケーブル挿入部から前記ブレーキシュー側へ挿入されるとともに、先端に設けられた掛止部材が前記第1レバー部材に掛止され、該バッキングプレートと略直角な方向へ引っ張られることにより、該第1レバー部材および前記第2レバー部材を前記連結ピンまわりに相対回動させて前記一対のブレーキシューを拡開させるパーキングブレーキケーブルと、を有するケーブル直角引きパーキングブレーキにおいて、前記第1レバー部材の他端部は、前記バッキングプレートに対して略垂直となる姿勢で配設されるとともに前記パーキングブレーキケーブルの外径dより大きく且つ前記掛止部材の幅寸法hより狭い寸法H1 だけ離間した略平行な一対の第1側壁部にて構成され、該一対の第1側壁部の前記バッキングプレートと反対側の側端縁には、前記ケーブル挿入部と略一致する部分に前記掛止部材を位置決めして保持するケーブル掛止部が設けられている一方、該一対の第1側壁部の先端には、該バッキングプレートに向かうに従って前記ケーブル挿入部へ接近する方向へ傾斜する第1ガイドが設けられており、前記第2レバー部材は、前記バッキングプレートに対して略垂直となる姿勢で配設されるとともに前記掛止部材の幅寸法hより広い寸法H2 だけ離間した略平行な一対の第2側壁部を有し、前記第1レバー部材の一対の第1側壁部を該第2側壁部の内側に略平行に収容するとともに、前記パーキングブレーキケーブルが該一対の第1側壁部の間に入るように該掛止部材を位置決めする一方、前記ケーブル挿入部から前記第1ガイドに沿って挿入された該掛止部材が、該第1レバー部材の他端部を迂回して前記ケーブル掛止部側へ進行するように案内する第2ガイドが一体に設けられていることを特徴とするケーブル直角引きパーキングブレーキ。
IPC (4件):
B60T 11/04 ,  B60T 1/06 ,  B60T 7/10 ,  F16D 65/30
FI (4件):
B60T 11/04 ,  B60T 1/06 A ,  B60T 7/10 P ,  F16D 65/30 B
Fターム (11件):
3D047BB09 ,  3D047BB34 ,  3D047CC04 ,  3D047FF07 ,  3D047FF23 ,  3D047JJ01 ,  3J058AA01 ,  3J058BA64 ,  3J058CD18 ,  3J058CD27 ,  3J058DD05
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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