特許
J-GLOBAL ID:200903089772128262

ケーブル直角引きパーキングブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-282122
公開番号(公開出願番号):特開2000-108855
出願日: 1998年10月05日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】【課題】 バッキングプレートと平行な連結ピンまわりの回動可能に連結されるとともに一対のブレーキシューに係合させられた第1レバー部材および第2レバー部材を有し、第1レバー部材に接続されたケーブルをバッキングプレートと直角な方向へ引っ張ってパーキングブレーキを作動させるケーブル直角引きパーキングブレーキにおいて、ケーブルを第1レバー部材に離脱不能に係合させるばね板を省略する。【解決手段】 第1レバー部材74に第1ガイド86a、86bおよび第2ガイド88を設ける一方、第2レバー部材76に曲げ加工部(第3ガイド)96を設け、挿通穴60から挿入されるケーブル40の先端の掛止部材68を、(a) に示すように第2ガイド88に沿って移動させるとともに、(b) に示すように第1ガイド86a、86b上に達したらケーブル40を引っ張って、掛止部材68の径寸法より小さい幅寸法の開口部84から掛止部82内に嵌め込む。
請求項(抜粋):
バッキングプレートと、該バッキングプレートに拡開可能に配設された一対のブレーキシューと、前記バッキングプレートと略平行な連結ピンまわりの相対回動可能に連結された第1レバー部材および第2レバー部材を有して、前記一対のブレーキシューの一方の端部間に配設され、該第1レバー部材および第2レバー部材がそれぞれ該一対のブレーキシューと係合させられた拡開機構と、前記バッキングプレートに設けられたケーブル挿入部から前記ブレーキシュー側へ挿入されるとともに、先端に設けられた掛止部材が前記第1レバー部材のケーブル掛止部に掛止され、該バッキングプレートと略直角な方向へ引っ張られることにより、該第1レバー部材および前記第2レバー部材を前記連結ピンまわりに相対回動させて前記一対のブレーキシューを拡開させるパーキングブレーキケーブルと、を有するケーブル直角引きパーキングブレーキにおいて、前記掛止部材は、長さがhで幅寸法がdの柱形状を成しているとともに、その長さ方向の中間位置において前記パーキングブレーキケーブルに対して略直角になる姿勢で該パーキングブレーキケーブルの先端に取り付けられており、前記第1レバー部材は、前記バッキングプレートに対して略垂直となる姿勢で配設される金属板にて構成されているとともに、前記ブレーキシューと係合させられる側と反対側の端部は、前記パーキングブレーキケーブルの外径より大きく且つ前記長さhより小さい寸法H1 だけ離間する略平行な一対の第1側壁部にて構成され、該一対の第1側壁部の前記バッキングプレートと反対側の第1側端縁には、前記ケーブル挿入部と略一致する部分に前記幅寸法dと略同じか僅かに狭い幅寸法Wの嵌入部が設けられて凹形状の前記ケーブル掛止部に接続されているとともに、該嵌入部から両側へ離間するに従ってそれぞれ前記バッキングプレートから離間する方向へ傾斜する一対の第1ガイドが設けられており、且つ、該一対の第1側壁部の先端には、該バッキングプレートに向かうに従って前記ケーブル挿入部へ接近する方向へ傾斜する第2ガイドが設けられており、前記第2レバー部材は、前記バッキングプレートに対して略垂直となる姿勢で配設される金属板にて構成されているとともに、前記長さhより大きく且つ前記掛止部材の回転を阻止する寸法H2 だけ離間した一対の第2側壁部を有し、前記第1レバー部材の一対の第1側壁部を内側に略平行に収容していることを特徴とするケーブル直角引きパーキングブレーキ。
IPC (2件):
B60T 7/10 ,  F16D 65/30
FI (3件):
B60T 7/10 L ,  B60T 7/10 M ,  F16D 65/30 A
Fターム (8件):
3J058AA90 ,  3J058BA21 ,  3J058BA61 ,  3J058CC66 ,  3J058CD25 ,  3J058CD27 ,  3J058CD32 ,  3J058FA01
引用特許:
審査官引用 (3件)

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