特許
J-GLOBAL ID:200903069077143772

電気粘性流体を利用したトルク伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西川 惠清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-017723
公開番号(公開出願番号):特開2000-213563
出願日: 1999年01月26日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 伝達トルクを電気的に制御できる減/増速機構付きのクラッチをコンパクトに且つ簡単な機構で構成でき、また、回転体への高電圧の給電が安定且つ安全な電気粘性流体を利用したトルク伝達装置を提供する。【解決手段】 いずれかが入力軸1又は出力軸2と連結した太陽ギヤ4及びキャリヤ6と、キャリア6に保持された遊星ギヤ5と、リングギヤ7とからなる遊星歯車機構3を有し、リングギヤ7に第1の電極10を配設し、第1の電極10が入る部屋12を有する本体ケース9を設け、部屋12の内面に第2の電極11を配設するとともに部屋11とリングギヤ7間を密閉して部屋12内に電気粘性流体Eを封入し、第1の電極10と第2の電極11間に電圧を印加する手段を設け、両電極10,11間に電圧を印加することで、電気粘性流体Eの粘度又は剪断力を変化させて入力軸1から出力軸2への伝達トルクを制御できるようにする。
請求項(抜粋):
いずれかが入力軸又は出力軸と連結した太陽ギヤ及びキャリヤと、キャリアに保持された遊星ギヤと、リングギヤとからなる遊星歯車機構を有し、前記リングギヤに第1の電極を配設し、第1の電極が入る部屋を有する本体ケースを設け、前記部屋の内面に第2の電極を配設するとともに部屋とリングギヤ間を密閉して部屋内に電気粘性流体を封入し、第1の電極と第2の電極間に電圧を印加する手段を設け、両電極間に電圧を印加することによって、電気粘性流体の粘度又は剪断力を変化させて入力軸から出力軸への伝達トルクを制御できるようにしたことを特徴とする電気粘性流体を利用したトルク伝達装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平2-035247
  • 電気粘性流体を用いた動力伝達機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-107553   出願人:工業技術院長
  • 特開平4-092129
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