特許
J-GLOBAL ID:200903069122673338

リチウム遷移金属系ハロゲン化酸化物とその製造方法及びその用途

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-296266
公開番号(公開出願番号):特開2000-128539
出願日: 1998年10月19日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高温下でも、サイクル特性や保存特性が良好なリチウム含有遷移金属酸化物系の正極材料。【解決手段】 LiaMbOcXd(MはCr、Mn、Fe、Co、Niから選ばれる金属元素、Xはハロゲン元素。)で表されるリチウム含有遷移金属の酸化物又はハロゲン化酸化物を主成分とし、その粒子表面が結晶性の金属ハロゲン化物NXe(Nは、Li、Mg、Al、Ca、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Niから選ばれる金属元素、eはNの価数)で被覆され、粒子表面に結晶性の金属ハロゲン化物の状態で存在するハロゲンの量がX/M原子比で0.01〜0.5、粒子内部の酸素原子を置換した固溶体の状態で存在するハロゲンの量がX/M原子比で0.002以上、かつ粒子表面に結晶性の金属ハロゲン化物の状態で存在するハロゲンと粒子内部の酸素原子を置換した固溶体の状態で存在するハロゲンとの合計量がX/M原子比で0.02〜0.5である。
請求項(抜粋):
一般式LiaMbOcXd(式中、MはCr、Mn、Fe、Co、Niから選ばれた少なくとも1種類以上の金属元素であり、Xは少なくとも1種類以上のハロゲン元素である。aは0.2≦a≦1.2、bは0.8≦b≦1.2、cは1.7≦c≦2.1、dは0≦d≦0.3である。)で表されるリチウム含有遷移金属酸化物またはリチウム含有遷移金属ハロゲン化酸化物を主成分とし、その粒子表面が結晶性の金属ハロゲン化物NXe(ここで、Nは、Li、Mg、Al、Ca、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Niから選ばれた少なくとも1種類以上の金属元素であり、Xは少なくとも1種類以上のハロゲン元素であり、eは金属元素Nの価数と等しい。)で被覆されているリチウム-遷移金属系ハロゲン化酸化物であって、粒子表面に結晶性の金属ハロゲン化物の状態で存在するハロゲンの量が、X/M原子比で0.01〜0.5であり、粒子内部の酸素原子を置換した固溶体の状態で存在するハロゲンの量が、X/M原子比で0.002以上であり、かつ粒子表面に結晶性の金属ハロゲン化物の状態で存在するハロゲンと粒子内部の酸素原子を置換した固溶体の状態で存在するハロゲンとの合計量が、X/M原子比で0.02〜0.5であることを特徴とするリチウム-遷移金属系ハロゲン化酸化物。
IPC (10件):
C01G 37/06 ,  B22F 1/02 ,  C01G 45/06 ,  C01G 49/10 ,  C01G 51/08 ,  C01G 53/09 ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/40 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/04
FI (10件):
C01G 37/06 ,  B22F 1/02 D ,  C01G 45/06 ,  C01G 49/10 ,  C01G 51/08 ,  C01G 53/09 ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/40 Z ,  H01M 4/02 C ,  H01M 4/04 A
Fターム (18件):
4G048AA04 ,  4G048AA05 ,  4G048AA06 ,  4G048AB01 ,  4G048AB04 ,  4G048AC06 ,  4G048AD03 ,  4G048AD06 ,  4G048AE05 ,  4G048AE06 ,  4K018AD09 ,  4K018KA38 ,  5H029AJ02 ,  5H029AJ05 ,  5H029AJ12 ,  5H029AK03 ,  5H029AK04 ,  5H029HJ13
引用特許:
審査官引用 (4件)
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