特許
J-GLOBAL ID:200903069154776635

化粧単板及びそれを用いた化粧板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河澄 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-031359
公開番号(公開出願番号):特開平11-226907
出願日: 1998年02月13日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 天然銘木の木目は、濃色の秋材部が半透明で、視覚的立体感が感じられる。濃色の木質単板と淡色の単板とを交互に積層したフリッチを薄くスライスして製造される従来技術による人工の化粧単板は、秋材部に立体感が感じられない。また、秋材部と春材部との間の移行部の表現も困難である。【解決手段】 木質単板と、熱硬化性樹脂を100%含浸した樹脂含浸紙と30〜70%含浸した樹脂含浸紙を積層接着したフリッチをスライスして得られる人工化粧単板を、木質基材に熱圧締して化粧板を製造する。【効果】 100%含浸した樹脂含浸紙は、天然銘木における秋材部を表現し、30〜70%含浸した樹脂含浸紙は、秋材部と春材部との間の移行部を表現する。樹脂含浸紙は、熱圧締すると透明又は半透明になり、下地基材を透視できるので、視覚的立体感が感じられる。
請求項(抜粋):
木質単板と、ダップ樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂から選択された樹脂を含浸させた含浸紙で、樹脂含浸率が30%以上且つ70%未満の樹脂含浸紙と、樹脂含浸率が70%以上且つ100%未満の樹脂含浸紙とをこの順に複数回繰り返し積層接着して得たフリッチを積層面に交差する方向にスライスして得られることを特徴とする人工化粧単板。
IPC (2件):
B27D 5/00 ,  B32B 21/08 102
FI (2件):
B27D 5/00 ,  B32B 21/08 102
引用特許:
審査官引用 (7件)
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