特許
J-GLOBAL ID:200903069298205012

エンジン始動システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-332103
公開番号(公開出願番号):特開2003-139029
出願日: 2001年10月30日
公開日(公表日): 2003年05月14日
要約:
【要約】【課題】 ピニオンギヤからリングギヤにトルク伝達が行われる際に生じる衝撃力を緩和して、衝突音の低減及びギヤの損傷を防止すること。【解決手段】 始動モータ1に通電が開始された後、例えば、エンジン制御信号が検出されてから所定時間後(ピニオンギヤの歯面がリングギヤの歯面に衝突する少し手前)に始動モータ1の電圧制御を開始する。具体的には、ピニオンギヤとリングギヤとの回転速度差が小さくなる様に、始動モータ1の印加電圧を下げる。これにより、スタータ回転数が低下してピニオンギヤとリングギヤとの回転速度差が小さくなるので、ピニオンギヤの歯面がリングギヤの歯面にソフトに当たることができる。その結果、ギヤ当接時の衝撃力が緩和されてギヤ同士の衝突音を低減することができ、且つピニオンギヤ及びリングギヤの損傷を防止できる。
請求項(抜粋):
回転力を発生する始動モータとエンジン始動時にリングギヤに噛み合うピニオンギヤとを具備し、前記始動モータの回転力を前記ピニオンギヤから前記リングギヤに伝達してエンジンを始動するスタータと、前記始動モータの印加電圧を制御する電圧制御手段とを有するエンジン始動システムであって、前記電圧制御手段は、前記エンジンのピストンが下死点を過ぎてエンジン回転数が低下する過程で、前記ピニオンギヤと前記リングギヤとの回転速度差により前記ピニオンギヤの歯面が前記リングギヤの歯面に衝突する前に、前記ピニオンギヤと前記リングギヤとの回転速度差が小さくなる様に前記始動モータの印加電圧を下げることを特徴とするエンジン始動システム。
IPC (2件):
F02N 11/08 ,  F02D 45/00 314
FI (3件):
F02N 11/08 V ,  F02N 11/08 X ,  F02D 45/00 314 B
Fターム (10件):
3G084BA03 ,  3G084BA28 ,  3G084BA34 ,  3G084CA01 ,  3G084CA09 ,  3G084DA19 ,  3G084DA20 ,  3G084DA39 ,  3G084EC03 ,  3G084FA36
引用特許:
審査官引用 (3件)

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