特許
J-GLOBAL ID:200903069328243194

無電解ニッケルめっき液の再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-006274
公開番号(公開出願番号):特開2001-192849
出願日: 2000年01月12日
公開日(公表日): 2001年07月17日
要約:
【要約】【課題】 めっき作業により老化した無電解ニッケルめっき液から、めっき液中に生成蓄積した亜リン酸塩を、亜リン酸カルシウムとして分離除去し、めっき液として再使用する。【解決手段】 ニッケル源となる水酸化ニッケル、炭酸ニッケルもしくは次亜リン酸ニッケルと、還元剤となる次亜リン酸、次亜リン酸ニッケルもしくは次亜リン酸ナトリウムとを組み合わせた基本組成のめっき液を再生するため、めっき液に炭酸カルシウムや水酸化カルシウムを添加する。これにより、次亜リン酸塩の酸化によりめっき液中に生成蓄積する亜リン酸塩を、亜リン酸カルシウムとして沈殿生成させる。この際、反応終了時の液のpHが4.5〜5.8になるように、炭酸カルシウムや水酸化カルシウムの添加量を調整すると共に、次亜リン酸を添加する。沈殿生成した亜リン酸カルシウムを分離除去して、回収母液をめっき液として再使用することができる。
請求項(抜粋):
水酸化ニッケルと次亜リン酸を含む無電解ニッケルめっき液、炭酸ニッケルと次亜リン酸を含む無電解ニッケルめっき液、次亜リン酸ニッケルを含む無電解ニッケルめっき液、または、次亜リン酸ニッケルと次亜リン酸ナトリウムを含む無電解ニッケルめっき液を再生する方法において、反応終了時の液の pHが4.5〜5.8になるように、炭酸カルシウム及び水酸化カルシウムから選ばれた少なくとも一種を上記無電解ニッケルめっき液に添加することにより、次亜リン酸塩の酸化により無電解ニッケルめっき液中に生成蓄積する亜リン酸塩を、亜リン酸カルシウムとして沈殿生成させ、沈殿生成した亜リン酸カルシウムを分離除去することを特徴とする無電解ニッケルめっき液の再生方法。
Fターム (7件):
4K022BA14 ,  4K022BA16 ,  4K022DA01 ,  4K022DB01 ,  4K022DB02 ,  4K022DB21 ,  4K022DB28
引用特許:
審査官引用 (4件)
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