特許
J-GLOBAL ID:200903069434865560

PLL回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-047934
公開番号(公開出願番号):特開平11-251902
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】PLL回路がロックした定常状態おいて、電圧制御発振器の制御電圧Vcに基づき、入力信号の設定周波数毎のダンピングファクタの変化を抑制するようにチャージポンプ電流を補正するチャージポンプ電流補正回路を備えることにより、キャリアノイズ比を向上することができるPLL回路を提供する。【解決手段】チャージポンプ回路40は、位相誤差信号PDU/PDDに基づきチャージポンプ電流Icpを出力するが、チャージポンプ電流補正回路9は、VCO制御電圧Vcに基づき出力電流Icpcを介してこのチャージポンプ電流Icpを補正してローパスフィルタ5に可変出力することにより、ループゲインの変動を抑制し、ループゲインの変動に起因するキャリアノイズを低減する。
請求項(抜粋):
入力信号と基準信号との位相差に応じた位相誤差信号を出力する位相比較回路と、前記位相誤差信号を入力し、この位相誤差信号に応答して出力電流であるチャージポンプ電流を出力するチャージポンプ回路と、前記チャージポンプ電流を平滑化して制御電圧を出力するローパスフィルタと、前記制御電圧を入力し、この制御電圧に応答して発振周波数が変化する電圧制御発振器とを備えるPLL回路において、前記制御電圧を入力し、前記入力信号の周波数が変化するのに伴い前記PLL回路のループゲインが変化した場合、前記ループゲインの変動を抑制するように前記チャージポンプ電流の大きさを補正するチャージポンプ電流補正回路を備えるPLL回路。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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