特許
J-GLOBAL ID:200903069441159396
リチウムイオン二次電池およびその製造法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
石井 和郎
, 河崎 眞一
, 仲 晃一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-081052
公開番号(公開出願番号):特開2006-302880
出願日: 2006年03月23日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【課題】リチウムイオン二次電池の低温での高レート特性を阻害することなく、内部短絡時における安全性を高める。【解決手段】リチウムイオン二次電池の活物質粒子は、少なくともそのコア部を構成する第1リチウムニッケル複合酸化物:LixNi1-y-zCoyMezO2(ただし、0.85≦x≦1.25、0<y≦0.5、0≦z≦0.5、0<y+z≦0.75、元素MeはAl、Mn、Ti、MgおよびCaよりなる群から選択される少なくとも1種)を含む。活物質粒子の表層部は、NaCl型結晶構造を有するニッケル酸化物もしくは第2リチウムニッケル複合酸化物を含み、更に、第1リチウムニッケル複合酸化物の結晶構造を構成しない元素Mを含む。元素Mは、Al、Mn、Mg、B、Zr、W、Nb、Ta、In、MoおよびSnよりなる群から選択される少なくとも1種である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
充放電可能な正極、充放電可能な負極、および非水電解液を有し、
前記正極は、活物質粒子を含み、
前記活物質粒子は、少なくともそのコア部を構成する第1リチウムニッケル複合酸化物を含み、
前記第1リチウムニッケル複合酸化物は、LixNi1-y-zCoyMezO2(ただし、0.85≦x≦1.25、0<y≦0.5、0≦z≦0.5、0<y+z≦0.75、元素MeはAl、Mn、Ti、MgおよびCaよりなる群から選択される少なくとも1種)で表され、
前記活物質粒子の表層部は、
(i)NaCl型結晶構造を有するニッケル酸化物およびNaCl型結晶構造を有するドメインを含む第2リチウムニッケル複合酸化物よりなる群から選択される少なくとも1種を含み、
前記活物質粒子の表層部は、更に、
(ii)前記第1リチウムニッケル複合酸化物の結晶構造に組み込まれていない元素Mを含み、前記元素Mは、Al、Mn、Mg、B、Zr、W、Nb、Ta、In、MoおよびSnよりなる群から選択される少なくとも1種である、リチウムイオン二次電池。
IPC (4件):
H01M 4/58
, H01M 10/40
, H01M 4/02
, H01M 4/04
FI (4件):
H01M4/58
, H01M10/40 Z
, H01M4/02 C
, H01M4/04 A
Fターム (41件):
5H029AJ02
, 5H029AJ12
, 5H029AK02
, 5H029AK03
, 5H029AK18
, 5H029AK19
, 5H029AL06
, 5H029AL07
, 5H029AL12
, 5H029AM03
, 5H029AM04
, 5H029AM05
, 5H029AM06
, 5H029AM07
, 5H029AM16
, 5H029BJ12
, 5H029CJ02
, 5H029CJ11
, 5H029CJ28
, 5H029HJ00
, 5H029HJ02
, 5H029HJ14
, 5H050AA06
, 5H050AA15
, 5H050BA17
, 5H050CA03
, 5H050CA08
, 5H050CA29
, 5H050CB07
, 5H050CB08
, 5H050CB12
, 5H050DA02
, 5H050FA02
, 5H050FA04
, 5H050FA18
, 5H050GA02
, 5H050GA11
, 5H050GA27
, 5H050HA00
, 5H050HA02
, 5H050HA14
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (13件)
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