特許
J-GLOBAL ID:200903069545746226
電力変換装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川久保 新一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-273347
公開番号(公開出願番号):特開2005-033967
出願日: 2003年07月11日
公開日(公表日): 2005年02月03日
要約:
【課題】 商用高電圧交流電圧を整流した直流電圧の最大値よりも耐圧の低い、安価で順方向電圧降下の低いスイッチング速度の大きいスイッチング半導体素子を使用して構成されている電力変換装置を安定に起動させることができること。【解決手段】 入力が商用高電圧交流電源などの場合にも、低耐圧のFETを使用して高電圧交流電源電圧の電力変換を行えるようにするために、入力直流電源の出力端子に跨って2個の入力コンデンサを直列接続すると共に、低耐圧のFETにより構成された2個のインバータを前記入力コンデンサの両端にそれぞれ接続し、かつ各インバータ回路の入力電圧が入力直流電源電圧のほぼ1/2となるように、各インバータの制御信号を変調する。また、特定の構成の起動時安定化回路を備えることによって、前記インバータを安定に起動する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
直流入力電源の出力端子間に接続されている互いに直列の第1、第2の入力コンデンサと、
これら各入力コンデンサの両端に入力端子がそれぞれ接続されていて第1、第2のインバータと該第1、第2のインバータに1次巻線が接続され、この1次巻線と電磁的に結合されている2次巻線とを有する第1、第2のトランスとからなる第1、第2のインバータ回路と、
前記各2次巻線の交流電圧を直流に変換する第1、第2の整流回路と、
前記第1、第2のインバータを制御する制御信号を生じる制御回路と、
前記第1、第2の入力コンデンサのそれぞれと並列に接続され、互いにほぼ等しい抵抗値を有するバランス抵抗と、
を備え、これら各整流回路の直流出力を合成する電力変換装置であって、
前記制御回路は、
前記整流回路の合成された直流出力電力、出力電圧、出力電流のいずれかの検出値に相当する信号と予め決められた基準値との誤差信号である第1の誤差信号e1を出力する第1の誤差増幅器と、
前記第1、第2の入力コンデンサのそれぞれの電圧の検出電圧を比較して誤差信号を出力する第2の誤差増幅器を備えて、前記第1、第2の入力コンデンサの電圧を平衡化させる制御信号として働く第2の誤差信号e2を出力する電圧平衡化制御回路と、
前記第1の誤差信号e1と前記第2の誤差信号e2とを加算処理すると共に、減算処理する回路とを備えて、前記制御信号を出力し、
前記インバータ回路を起動信号で起動する前には、前記第2の誤差信号e2は予め決められた最小電圧値と最大電圧値との中点の電圧値又はゼロ値に強制的に固定され、前記起動信号によってその固定が解除され、前記第1、第2の入力コンデンサの電圧の前記検出電圧に応じて前記第2の誤差信号e2は前記中点の電圧値から変化し、
前記制御信号によって、電圧が高い側の前記入力コンデンサに接続されている前記インバータの出力を増加させると共に、電圧が低い側の前記入力コンデンサに接続されている前記インバータの出力を減少させることによって、前記インバータ回路を安定に起動し、かつ前記第1、第2の入力コンデンサの電圧を平衡化することを特徴とする電力変換装置。
IPC (1件):
FI (2件):
Fターム (19件):
5H730AA15
, 5H730AA20
, 5H730AS01
, 5H730AS16
, 5H730BB27
, 5H730BB57
, 5H730BB83
, 5H730CC02
, 5H730DD04
, 5H730EE04
, 5H730EE07
, 5H730FD01
, 5H730FD21
, 5H730FD31
, 5H730FF02
, 5H730FF19
, 5H730FG05
, 5H730FG07
, 5H730FV05
引用特許:
出願人引用 (7件)
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スパッタ用電源
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-329300
出願人:オリジン電気株式会社
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車両用電源装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-018873
出願人:株式会社東芝
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DC-DCコンバータ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-170207
出願人:株式会社電設
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特開平2-155433
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特開昭62-210861
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蓄電装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-221731
出願人:本田技研工業株式会社
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電力変換装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-351078
出願人:オリジン電気株式会社
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