特許
J-GLOBAL ID:200903069559644396
コバルト酸リチウム正極活物質の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大前 要
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-097134
公開番号(公開出願番号):特開2006-278196
出願日: 2005年03月30日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】 熱的安定性に優れ、かつ電池初期容量およびサイクル容量維持性にも優れたコバルト酸リチウムを提供する。【解決手段】 コバルト酸リチウムの合成方法において、ジルコニウム塩,マグネシウム塩、アルミニウム塩からなる群より選択される2種類または3種類の金属塩を溶解した金属塩溶液にオキシ水酸化コバルトを浸漬し、当該金属塩溶液の溶媒を蒸発し、オキシ水酸化コバルトの表面に前記金属塩を付着させる工程と、前記金属塩の付着したオキシ水酸化コバルトと、リチウム含有化合物とを混合し焼成することにより2種類または3種類の異種元素を含有したコバルト酸リチウムを作製する工程と、を備え、かつ前記金属塩溶液に溶解した各金属塩の金属のモル数を、当該金属塩溶液に浸漬する水酸化コバルトのコバルトモル数を1とし、ジルコニウムが0.0001〜0.01、マグネシウムが0.0001〜0.03、アルミニウムが0.0001〜0.03の範囲となるように規制する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
オキシ水酸化コバルトを主要原料としてコバルト酸リチウムを合成するコバルト酸リチウム合成工程を有する正極活物質の製造方法において、
前記コバルト酸リチウム合成工程は、
ジルコニウム塩,マグネシウム塩、アルミニウム塩からなる群より選択される2種類の金属塩を溶解した2成分系金属塩溶液にオキシ水酸化コバルトを浸漬した状態で、当該2成分系金属塩溶液の溶媒を蒸発させることにより、オキシ水酸化コバルトの表面に前記金属塩を付着させる金属塩付着工程と、
前記金属塩の付着したオキシ水酸化コバルトと、リチウム含有化合物とを混合し焼成することにより2種類の異種元素を含有したコバルト酸リチウムを作製する工程と、を備え、
前記2成分系金属塩溶液に溶解した金属塩の金属モル数の比が、前記金属塩溶液に浸漬されたオキシ水酸化コバルトのコバルトモル数を1とするとき、ジルコニウムが0.0001〜0.01、マグネシウムが0.0001〜0.03、アルミニウムが0.0001〜0.03の範囲内に規制されている、
ことを特徴とする正極活物質の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (32件):
4G048AA04
, 4G048AA05
, 4G048AB01
, 4G048AC06
, 4G048AD03
, 4G048AE05
, 5H029AJ03
, 5H029AJ05
, 5H029AJ12
, 5H029AK03
, 5H029AL07
, 5H029AM03
, 5H029AM05
, 5H029AM07
, 5H029CJ02
, 5H029CJ03
, 5H029CJ05
, 5H029CJ08
, 5H029CJ28
, 5H029HJ02
, 5H050AA07
, 5H050AA08
, 5H050AA15
, 5H050BA17
, 5H050CA08
, 5H050CB08
, 5H050GA02
, 5H050GA07
, 5H050GA10
, 5H050GA13
, 5H050GA27
, 5H050HA02
引用特許:
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