特許
J-GLOBAL ID:200903069573172278

音響再生装置及び立体音響再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-179270
公開番号(公開出願番号):特開2002-374599
出願日: 2001年06月13日
公開日(公表日): 2002年12月26日
要約:
【要約】【課題】 自然な間接音を生成し、自然な距離感制御を行うことを目的とする。【解決手段】 遅延素子161〜16Nは、音源信号Sに対して、所定の遅延を与え、更に、増幅器181〜18Nで増幅されて、スピーカ191〜19Nから出力された音波が、空間のある位置に焦点を結ぶようにする。また、位相制御素子171〜17Nは、音源信号Sに対して、所定の移相を与え、更に、増幅器181〜18Nで増幅されたそれらの信号の和がゼロとなるようにする。これにより、焦点位置に、スピーカ191〜19Nからの音波が集まるが、それらが打ち消し合うので、焦点位置における音源信号3の直接音のエネルギーはゼロである。間接音のみを聴取することができる。この間接音は、室が作り出したもので人工的に遅延素子や残響付加装置で作り出したものと比べ自然さが損なわれること無く、聴取者に間接音のエネルギーを高めた音を聞かせることができる。
請求項(抜粋):
音源信号と該音源信号を音波として放射するN(Nは、2以上の自然数)個のスピーカを有し、各スピーカの前方の段には、前記音源信号を所定量遅延させる遅延素子と、前記音源信号を所定量移相させる位相制御素子とを設け、前記N個の遅延素子により、所定の空間位置に、放射された音波が焦点を結び、更に、前記N個の位相制御素子により、前記焦点での前記音波の大きさをゼロとすることを特徴とする音響再生装置。
IPC (3件):
H04S 1/00 ,  G10K 15/12 ,  H04S 3/00
FI (3件):
H04S 1/00 K ,  H04S 3/00 Z ,  G10K 15/00 B
Fターム (5件):
5D062AA65 ,  5D062AA67 ,  5D108AA08 ,  5D108AB04 ,  5D108AC01
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る