特許
J-GLOBAL ID:200903023782531870

ステレオ音響装置及びステレオ音響方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若原 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-261311
公開番号(公開出願番号):特開2001-086599
出願日: 1999年09月16日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】異なる発音システムの1つから発音される音響のうち、一方の耳に届く音響を相殺して他方の耳に届く音響のみが有効とされる相殺音響成分が生成され他の発音システムから発音され、ステレオ音像生成に余分な音響成分が消去される。【解決手段】図17のクロストークキャンセル回路35では、キャンセルデジタルフィルタ187Rで右相殺音響成分R2が生成され、左の減算器188Lへ送られ、左水平特性回路34Lからの左音響(L1)に対して、右相殺音響成分R2が減算され、この減算された左音響(L1-R2)は、波形成形回路189Lで波形成形され、上記左スピーカー30SLより発音される;キャンセルデジタルフィルタ187Rでは、右音響が頭部を回折または透過して左耳に到達する変化に応じたデジタルフィルタ演算が行われ上記相殺音響成分R2が生成される。
請求項(抜粋):
発生される音響データをデジタルフィルタ制御することにより、一方の耳における垂直方向の音像形成のためのフィルタ処理を行う第1のデジタルフィルタ手段と、上記発生される音響データをデジタルフィルタ制御することにより、他方の耳における垂直方向の音像形成のためのフィルタ処理を行う第2のデジタルフィルタ手段と、であって、上記第1のデジタルフィルタ手段と、第2のデジタルフィルタ手段とは、同じ演算処理を行うものであって、同時に並行してデジタルフィルタ制御を行うものであり、さらに供給されるフィルタ係数が異なり、これら両デジタルフィルタ手段のうち、一方のデジタルフィルタ手段は頭部を回折または透過して一方の耳における音像形成のためのデジタルフィルタ演算を行い、他方のデジタルフィルタ手段は他方の耳における音像形成のためのデジタルフィルタ演算を行うものであり、これら第1のデジタルフィルタ手段からのデジタルフィルタ演算された音響データと、第2のデジタルフィルタ手段からのデジタルフィルタ演算された音響データとを、異なる発音システムに同時に並行して供給することにより、これら発音システムにおいてステレオ音像を形成して、ステレオ音響を発生させる手段と、上記異なる発音システムの1つから発音される音響のうち、一方の耳に届く音響を相殺して他方の耳に届く音響のみが有効とされる相殺音響成分を生成して他の発音システムに供給する手段であって、この手段では、当該音響が頭部を回折または透過して当該一方の耳に到達する変化に応じたデジタルフィルタ演算が行われて当該相殺音響成分が生成されることを特徴とするステレオ音響装置。
IPC (4件):
H04S 1/00 ,  G10H 1/00 ,  G10K 15/00 ,  H03H 17/00 601
FI (5件):
H04S 1/00 K ,  H04S 1/00 L ,  G10H 1/00 C ,  H03H 17/00 601 L ,  G10K 15/00 L
Fターム (8件):
5D062AA65 ,  5D062AA73 ,  5D062AA74 ,  5D378JA01 ,  5D378JA02 ,  5D378JA03 ,  5D378JA08 ,  5D378XX05
引用特許:
審査官引用 (15件)
  • 立体音響受聴装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-090941   出願人:シャープ株式会社
  • 音像定位装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-258861   出願人:ヤマハ株式会社
  • 音像定位装置及び音像定位方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-298081   出願人:株式会社河合楽器製作所
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