特許
J-GLOBAL ID:200903069573847151

生体内部状態伝達装置およびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-170979
公開番号(公開出願番号):特開平8-033616
出願日: 1994年07月22日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 被験者の負担を格段に軽減でき、被験者が伝えようとしているカテゴリの内容を瞬時に検知する生体内部状態伝達装置を提供する。【構成】 電磁場分布計算部5により頭部モデルデータに基づいて計算された電磁場分布、および脳内活動部位と生体の内部状態との関係を記述する内部状態カテゴリデータから、学習データ生成部6により学習データが生成され、データ正規化部2および入力バッファ3を介してニューラル・ネットワーク部10内のニューラル・ネットワークで学習される。学習後、電磁場分布測定部1により測定された生体の頭皮上の電磁場分布から、ニューラル・ネットワークにより脳内活性領域が推定され、ユニット出力変換部7により内部状態を表す表現に変換され出力される。
請求項(抜粋):
生体の頭皮上で測定した電磁場分布から生体の内部状態を推定する生体内部状態伝達装置において、生体の頭皮上に生じた電磁場分布を測定する電磁場分布測定手段と、頭部モデルを指定する頭部モデルデータと所定の双極子パラメータとから計算した電磁場分布、および脳活性領域と生体の内部状態との関係を記述する内部状態カテゴリデータから複数の学習データを生成する学習データ生成手段と、入力層、出力層および1層以上の中間層からなり、前記各層を構成する各ユニット間の結合状態を示す所定の結合係数を有するニューラル・ネットワークを用いて、前記学習データ中の電磁場分布から脳内の活性領域を表す数値を算出する推論手段と、この推論手段から出力される脳内の活性領域を表す数値を、生体の内部状態を表す表現に変換し出力する変換手段とを備え、前記推論手段は、前記学習データ中に記述される脳内活性領域を表す正しい数値と、前記ニューラル・ネットワークによって算出された脳内活性領域を表す数値との差異を小さくするように前記ニューラル・ネットワークの前記結合係数を修正する結合係数修正手段を有し、予め設定された規準値よりも前記差異が小さくなった時点で、前記電磁場分布測定手段により測定した電磁場分布を入力として、前記ニューラル・ネットワークにより脳内活性領域を表す数値を算出するようにしたことを特徴とする生体内部状態伝達装置。
IPC (4件):
A61B 5/05 ,  G06F 15/18 520 ,  G06F 15/18 560 ,  G06T 1/00
引用特許:
審査官引用 (7件)
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