特許
J-GLOBAL ID:200903069632961559
自動ブレーキ装置を備えたブレーキシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-324853
公開番号(公開出願番号):特開平8-175347
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】自動ブレーキのための専用の圧力源を不要にすることにより、部品点数を低減するとともに取付スペースを不要とし、しかもより一層安価にする。【構成】自動ブレーキ時、ECU36は電気制御可変絞り25を絞るので、パワーステアリング作動液に圧力が発生する。この圧力で第1、第2ブレーキ通路開閉弁18,19が閉じ、かつ第1、第2自動ブレーキ用シリンダ30,31の第1、第2ピストン30a,31aが下動して自動ブレーキのブレーキ圧が発生する。このブレーキ圧は、第7、第8通路28,29、第1、第2通路8,15、第1ないし第4分岐通路9,10,16,17を介して第1ないし第4ホイールシリンダ6,7,13,14に供給され、第1ないし第4車輪4,5,11,12にそれぞれ電気制御可変絞り25の絞り量に応じたブレーキ力で自動ブレーキがかけられる。こうして、自動ブレーキのための専用の圧力源が不要となる。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材と、このブレーキ操作部材のブレーキ操作により通常ブレーキのブレーキ圧を発生するマスタシリンダと、前記通常ブレーキのブレーキ圧を送給するための第1ブレーキ通路と、前記通常ブレーキのブレーキ圧が供給されて車輪にブレーキをかけるためのブレーキ力を発生するブレーキシリンダと、ステアリングハンドルの操舵に応じた補助操舵力を発生するパワーステアリング装置とこのパワーステアリング装置にパワーステアリング作動液を送給するポンプとを備えていて前記補助操舵力で前記操舵を補助するパワーステアリングシステムと、前記パワーステアリング作動液が流動するパワーステアリング用通路に配設されて前記パワーステアリング作動液に圧力を発生させる圧力発生手段と、この圧力発生手段により発生された圧力により自動ブレーキのブレーキ圧を発生する自動ブレーキ圧発生手段と、前記第1ブレーキ通路に接続されて前記自動ブレーキのブレーキ圧を前記第1ブレーキ通路に供給する第2ブレーキ通路と、前記第1ブレーキ通路と第2ブレーキ通路との接続箇所より前記マスタシリンダ側の第1ブレーキ通路に設けられて通常時開いているとともに前記圧力発生手段の作動時に閉じる常開の第1の開閉弁と、前記圧力発生手段を作動制御する制御装置とからなることを特徴とする自動ブレーキ装置を備えたブレーキシステム。
引用特許:
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