フッ素イオン含有廃液の処理方法

発明者：
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：羽鳥修
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-362102
公開番号（公開出願番号）：特開2003-159593
出願日： 2001年11月28日
公開日（公表日）： 2003年06月03日
要約：

【要約】【課題】廃液中に含まれる鉄、クロム、ニッケル等の有価金属の有効利用が可能で、しかもフッ化水素酸、硝酸のみならず、処理中に分離されたアルカリ溶液も再利用することができ、廃棄物を実質的に生じることがなく、省資源化、省エネルギー化に寄与できるフッ素イオン含有廃液の処理方法を提供する。【解決手段】 (a)フッ素イオン含有廃液をアルカリ溶液で中和し、次いで濾過し、フッ素イオン非含有金属水酸化物含有スラッジとフッ素イオン含有中和液に分離する工程と、(b)上記フッ素イオン含有中和液を酸・アルカリ分離によりフッ素イオン含有酸溶液とアルカリ溶液とに分離する工程と、(c)上記(b)工程において分離されたアルカリ溶液を上記(a)工程のアルカリ溶液として再利用する工程と、(d)上記フッ素イオン含有酸溶液を濃縮する工程と、を有することを特徴とするフッ素イオン含有廃液の処理方法。

請求項（抜粋）：

(a)フッ素イオン含有廃液をアルカリ溶液で中和し、次いで濾過し、フッ素イオン非含有金属水酸化物含有スラッジとフッ素イオン含有中和液に分離する工程と、(b)上記フッ素イオン含有中和液を酸・アルカリ分離によりフッ素イオン含有酸溶液とアルカリ溶液とに分離する工程と、(c)上記(b)工程において分離されたアルカリ溶液を上記(a)工程のアルカリ溶液として再利用する工程と、(d)上記フッ素イオン含有酸溶液を濃縮する工程と、を有することを特徴とするフッ素イオン含有廃液の処理方法。

IPC (6件)：

C02F 1/58 , B01D 3/38 , B01D 61/42 , C02F 1/44 , C02F 1/469 , C23G 1/36

FI (6件)：

C02F 1/58 M , B01D 3/38 , B01D 61/42 , C02F 1/44 E , C23G 1/36 , C02F 1/46 103

Fターム (47件)：

4D006GA17 , 4D006KA01 , 4D006KA72 , 4D006KB14 , 4D006KB18 , 4D006KB30 , 4D006MB07 , 4D006PA05 , 4D006PB08 , 4D006PB25 , 4D006PB26 , 4D038AA08 , 4D038AB40 , 4D038BB02 , 4D038BB09 , 4D038BB10 , 4D038BB13 , 4D038BB17 , 4D061DA08 , 4D061DB18 , 4D061EA09 , 4D061EB19 , 4D061FA02 , 4D061FA11 , 4D061FA13 , 4D076AA06 , 4D076AA16 , 4D076BB11 , 4D076BB23 , 4D076FA04 , 4D076FA14 , 4D076FA18 , 4D076FA19 , 4D076HA05 , 4D076JA03 , 4D076JA04 , 4D076JA05 , 4K053PA03 , 4K053QA01 , 4K053RA16 , 4K053RA17 , 4K053SA06 , 4K053TA16 , 4K053YA07 , 4K053YA10 , 4K053YA12 , 4K053YA15

引用特許：

審査官引用 (8件)

チタンの回収方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-072947 出願人：住友金属工業株式会社
アンモニア化合物を含有する廃液等の被処理液の処理方法とその装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-010675 出願人：神鋼パンテツク株式会社
特開昭55-155785

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