特許
J-GLOBAL ID:200903069795588499

シャトル弁を備えたブレーキ装置付き油圧モータ組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-206613
公開番号(公開出願番号):特開2002-021703
出願日: 2000年07月07日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】 コンパクトで安価なブレーキ装置付き油圧モータ組立体を提供する。【解決手段】 油圧モータ組立体(10)は、内歯付き部材(16)、該内歯付き部材内に自公転自在に設けられ、内歯と順次噛み合う外歯を備えた外歯付き部材(18)及び前記内歯と前記外歯との間に形成されていて、圧油が供給される体積室を有する歯付き部材変位機構部(20)と、ドライブシャフト(24)の回転を阻止できるピストンピン(36)を備えたブレーキ装置(30)と、メインポート(48,50 )及びパイロットポート(52)を備えたシャトル弁(46)とから成る。本発明の特徴によれば、パイロット圧をシャトル弁からブレーキ装置のピストンピンに送るためのパイロット通路(56)が、油圧モータ内部に設けられている。パイロット通路(56)は、変位機構部(20)の内歯付き部材(16)に設けられた貫通孔(58)を含む。
請求項(抜粋):
作動油入口ポート及び作動油出口ポートを備えたハウジング、固定された内歯付き部材、該内歯付き部材内で遊星運動自在に設けられ、前記内歯と順次噛み合う外歯を備えた外歯付き部材及び前記内歯と前記外歯との間に形成される体積室を有する歯付き部材変位機構部、作動油入口ポートからの作動油を前記体積室に順次供給して前記外歯付き部材を前記内歯付き部材内で遊星運動させる手段、及び一端部がハウジング内で回転自在に支持された出力手段にトルク伝達関係で連結されると共に他端部が外歯付き部材の対応の中央孔にこれと一緒に回転するよう連結されていて、前記外歯付き部材の遊星運動を前記出力手段に伝達するドライブシャフトを含む油圧モータ本体と、前記ドライブシャフトの前記他端部に係合してドライブシャフトの回転を阻止するブレーキ作用を発揮できるブレーキ装置と、前記油圧モータ本体の前記ハウジングに固定的に取り付けられていて、前記作動油入口ポート及び作動油出口ポートにそれぞれ連通したメインポート及び前記ブレーキ装置を解除するパイロット圧を前記ブレーキ装置に導くためのパイロットポートを備えたシャトル弁とから成る油圧モータ組立体において、前記ブレーキ装置にパイロット圧を導くパイロット通路が、油圧モータ本体内に設けられていることを特徴とする油圧モータ組立体。
Fターム (9件):
3H084AA26 ,  3H084AA45 ,  3H084AA60 ,  3H084BB11 ,  3H084BB21 ,  3H084BB30 ,  3H084CC49 ,  3H084CC53 ,  3H084CC62
引用特許:
審査官引用 (3件)

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