特許
J-GLOBAL ID:200903069834667580

耐震建物の構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-261242
公開番号(公開出願番号):特開2001-090374
出願日: 1999年09月14日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 建物の固有周期を長周期化ないし超長周期化する。【解決手段】 コアシャフト1と、その頂部を支点として揺動可能に支持した主構造体2からなる。主構造体はコアシャフトの頂部に揺動支持装置により支持した頂部構造体4と、それより吊り支持された建物本体部5からなり、地震時にはヤジロベーの如き振り子として応答し、その固有周期を地震動周期よりも十分に長周期とする。揺動支持装置を単一の球座3、あるいは仮想中心を向いて傾斜する複数の免震装置の集合体としてそれを1段あるいは上下に多段に設ける。建物本体部とコアシャフトまたは地盤との間にフューズ機構15やダンパー16を介装する。建物本体部の柱8を吊り材としてスラブ10を吊り支持し、層間変位を拘束する補剛手段14を設ける。頂部構造体の中心部に上方に突出する支柱6を設け、その支柱より頂部構造体の周縁部を引張材7により吊り支持する。
請求項(抜粋):
建物中心部に設けた高剛性のコアシャフトと、該コアシャフトの頂部を支点として該コアシャフトの周囲において揺動可能に支持された主構造体からなり、該主構造体は、前記コアシャフトの頂部に揺動支持装置を介して支持された高剛性の頂部構造体より多層階の建物本体部を前記コアシャフトの周囲に吊り支持してなり、該主構造体を地震時には前記コアシャフトに支持されつつその周囲において揺動可能な振り子として応答せしめ、かつ該主構造体の振り子としての固有周期を、想定される地震動周期よりも十分に長周期に設定してなることを特徴とする耐震建物の構造。
IPC (2件):
E04H 9/02 301 ,  E04B 1/34
FI (2件):
E04H 9/02 301 ,  E04B 1/34 Z
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭63-315772
  • 特開昭60-037377
  • 建造物の免震構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-226688   出願人:株式会社大林組
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審査官引用 (6件)
  • 吸震ダルマ基礎
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-094589   出願人:飯柴祥生
  • 建造物の免震構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-226688   出願人:株式会社大林組
  • 弾塑性ダンパ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-139831   出願人:三菱重工業株式会社
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