特許
J-GLOBAL ID:200903069849014426

吸着ヒートポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-202762
公開番号(公開出願番号):特開2003-240382
出願日: 2002年07月11日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】吸着材の吸脱着による水分吸着量の差が大きく、低温度で吸着材の再生(脱着)が可能で、低温の熱源で効率よく駆動する吸着ヒートポンプを提供する。【解決手段】(a)吸着質、(b)吸着質を吸脱着する吸着材を備えた吸脱着部、(c)該吸脱着部に連結された吸着質の蒸発を行う蒸発部、及び(d)該吸脱着部に連結された吸着質の凝縮を行う凝縮部とを備えた吸着ヒートポンプにおいて、(1)吸着材が骨格構造にアルミニウムとリンとを含むゼオライトを含み、(2)吸着材が、吸脱着部の吸着操作時相対水蒸気圧φ2が0.115 以上0.18以下、吸脱着部の脱着操作時相対水蒸気圧φ1が0.1以 上0.14以下である領域に、下記式で求められる吸着材の吸着量差が0. 15g/g以上となる範囲を有する水蒸気吸着材である、ことを特徴とする吸着ヒートポンプ。吸着量差=Q2-Q1ここで、Q1=吸脱着部の脱着操作温度(T3)で測定した水蒸気脱着等温線から求めたφ1における吸着量Q2=吸脱着部の吸着操作温度(T4)で測定した水蒸気吸着等温線から求めたφ2における吸着量
請求項(抜粋):
(a)吸着質、(b)吸着質を吸脱着する吸着材を備えた吸脱着部、(c)該吸脱着部に連結された吸着質の蒸発を行う蒸発部、及び(d)該吸脱着部に連結された吸着質の凝縮を行う凝縮部とを備えた吸着ヒートポンプにおいて、(1)吸着材が骨格構造にアルミニウムとリンとを含むゼオライトを含み、(2)吸着材が、吸脱着部の吸着操作時相対水蒸気圧φ2が0.115以上0.18以下、吸脱着部の脱着操作時相対水蒸気圧φ1が0.1以上0.14以下である領域に、下記式で求められる吸着材の吸着量差が0.15g/g以上となる範囲を有する水蒸気吸着材である、ことを特徴とする吸着ヒートポンプ。吸着量差=Q2-Q1ここで、Q1=吸脱着部の脱着操作温度(T3)で測定した水蒸気脱着等温線から求めたφ1における吸着量Q2=吸脱着部の吸着操作温度(T4)で測定した水蒸気吸着等温線から求めたφ2における吸着量但し、φ1(吸脱着部の脱着操作時相対水蒸気圧)=該凝縮器を冷却する冷媒温度(T2)の平衡水蒸気圧/該吸脱着部を加熱する熱媒温度(T1)での平衡水蒸気圧φ2(吸脱着部の吸着操作時相対水蒸気圧)=蒸発部で生成される冷熱温度(T0)の平衡蒸気圧/該吸脱着部を冷却する冷媒温度(T2)の平衡蒸気圧(ここで、T0=5〜10°C、T1=T3=90°C、T2=T4=40〜45°Cとする)
IPC (2件):
F25B 17/08 ,  B01J 20/18
FI (2件):
F25B 17/08 B ,  B01J 20/18 A
Fターム (8件):
3L093NN04 ,  3L093PP07 ,  3L093PP15 ,  4G066AA61B ,  4G066BA36 ,  4G066CA43 ,  4G066DA03 ,  4G066GA01
引用特許:
審査官引用 (10件)
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引用文献:
審査官引用 (2件)
  • "High Performance Nanocomposite Desiccation Materials Topical Report (March 1990-June 1992)", 199207, Abstract,Table of Contents,p.18-20,33
  • "Atlas of Zeolite Structure of Types", 1996, 4th edition, p.104

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