特許
J-GLOBAL ID:200903069876053131

重金属類含有水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 博史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-304263
公開番号(公開出願番号):特開2009-148750
出願日: 2008年11月28日
公開日(公表日): 2009年07月09日
要約:
【課題】低温環境下においてもカドミウムなどの重金属類を含む排水などから効率よく重金属類を除去する経済性に優れた処理方法を提供する。【解決手段】重金属類含有水に還元性鉄化合物を添加する工程、還元性鉄化合物を添加した重金属類含有水を反応槽に導いて沈澱を生成させる工程、生成した沈澱(汚泥)を固液分離する工程、分離した汚泥の全部または一部をアルカリ性にして反応槽に返送する工程を有し、返送汚泥をpH11〜13に調整し、反応槽をpH8.5以上のアルカリ性に調整し、密閉した非酸化性雰囲気下でグリーンラストと鉄フェライトを主体とする還元性鉄化合物沈澱に重金属類を取り込ませて沈澱化する処理方法において、反応槽にマグネタイトを含む種晶をあらかじめ添加しておくことを特徴とする重金属類含有水の処理方法。【選択図】図2
請求項(抜粋):
重金属類含有水に還元性鉄化合物を添加する工程〔鉄化合物添加工程〕、還元性鉄化合物を添加した重金属類含有水を反応槽に導いて沈澱を生成させる工程〔沈澱化工程〕、生成した沈澱(汚泥)を固液分離する工程〔固液分離工程〕、分離した汚泥の全部または一部をアルカリ性にして反応槽に返送する工程〔汚泥返送工程〕を有し、反応槽に返送する汚泥をpH11〜13に調整し、沈澱化工程の反応槽をpH8.5以上のアルカリ性に調整し、密閉した非酸化性雰囲気下でグリーンラストと鉄フェライトを主体とする還元性の鉄化合物沈澱を生成させ、該鉄化合物沈澱に重金属類を取り込ませて沈澱化し、この沈澱を固液分離して重金属類を除去する処理方法において、反応槽にマグネタイトを含む種晶をあらかじめ添加しておくことを特徴とする重金属類含有水の処理方法。
IPC (2件):
C02F 1/62 ,  C02F 1/70
FI (2件):
C02F1/62 A ,  C02F1/70 A
Fターム (20件):
4D038AA08 ,  4D038AB65 ,  4D038AB67 ,  4D038AB68 ,  4D038AB69 ,  4D038AB70 ,  4D038AB71 ,  4D038AB74 ,  4D038AB85 ,  4D038AB88 ,  4D038BB13 ,  4D038BB15 ,  4D038BB18 ,  4D050AA12 ,  4D050AB54 ,  4D050AB59 ,  4D050BA10 ,  4D050BD06 ,  4D050CA13 ,  4D050CA16
引用特許:
出願人引用 (7件)
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