特許
J-GLOBAL ID:200903069876308326

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-121876
公開番号(公開出願番号):特開2000-313224
出願日: 1999年04月28日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【目的】 乗員の有無に応じた効率的な除霜を実現する。【構成】 乗員有のときは、エアミックスドア12を室内熱交換器11が全開となる位置に制御し、乗員無のときは、エアミックスドア12を室内熱交換器11が全閉となる位置に制御する。これにより、乗員有のときは、室内エバポレータ10を通過した冷風を室内熱交換器11にて加熱して車室内に吹出すことができ、乗員無のときは、コンプレッサ14から吐出された冷媒の熱を最大限に室外熱交換器15の除霜に使える。
請求項(抜粋):
車室内への空気通路をなす空調ケース(2)と、前記空調ケース(2)内に設けられ、空気流を発生させる送風手段(7)と、冷媒を圧縮する圧縮機(14)、冷媒を減圧する減圧手段(16、17)、第1熱交換器(15)、第2熱交換器(10)、および前記空調ケース(2)内に設けられた室内熱交換器(11)を接続してなる冷凍サイクル(9)と、前記空調ケース(2)内に設けられ、前記室内熱交換器(11)をバイパスするバイパス通路(36)と、前記室内熱交換器(11)を通過する空気量と前記バイパス通路(36)を通過する空気量とを調節する調節手段(12)とを備え、暖房モード時には、前記第1熱交換器(15)を蒸発器、前記室内熱交換器(11)を凝縮器としてそれぞれ機能させ、前記室内熱交換器(11)の凝縮熱によって車室内に吹出される空気を加熱するとともに、除霜モード時には、前記第1熱交換器(15)と前記室内熱交換器(11)とを凝縮器、第2熱交換器(10)を蒸発器としてそれぞれ機能させ、前記第1熱交換器(15)の凝縮熱によって除霜を行い、前記第1熱交換器(15)における着霜量を検出する着霜量検出手段(34、S120、S130、S140)を有し、この着霜量検出手段(34、S120、S130、S140)によって検出された前記着霜量が所定量に到達したときに前記除霜モードに移るように構成された車両用空調装置であって、車室内に乗員がいるか否かを検出する乗員有無検出手段(33、S160)とを備え、前記除霜モード時には、前記送風手段(7)を運転させるとともに、前記乗員有無検出手段(33、S160)が乗員無を検出しているときは、乗員有を検出しているときに比べて、前記室内熱交換器(11)を通過する風量割合を減らすように前記調節手段(12)を制御することを特徴とする車両用空調装置。
IPC (3件):
B60H 1/22 ,  B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00 103
FI (3件):
B60H 1/22 ,  B60H 1/00 101 Q ,  B60H 1/00 103 L
Fターム (2件):
3L011CL00 ,  3L011CL03
引用特許:
審査官引用 (2件)

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