特許
J-GLOBAL ID:200903026286032421

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-321724
公開番号(公開出願番号):特開平10-160301
出願日: 1996年12月02日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【目的】 車両走行を開始するときには、常に十分な暖房能力にて暖房運転を行えるようにする。【構成】 暖房運転中に室外熱交換器22の着霜量が所定量以上となったときには、イグニッションスイッチがオフとなってから所定時間後に、電磁弁26を開き電磁弁27を閉じる除霜運転を自動的に開始する。この除霜運転時には、暖房運転時に温水に温水回路10の温水に蓄えられた熱が、冷媒水熱交換器21にて冷凍サイクル8の冷媒に与えられ、室外熱交換器22の除霜に有効利用される。このように、停車中には必ず除霜運転が行われるので、車両走行を開始するときには既に除霜がなされた状態となり、常に十分な暖房能力にて暖房運転を行うことができる。また、温水の熱が除霜に有効利用されるので、除霜時間を大幅に短くできる。
請求項(抜粋):
原動機が駆動したときに移動する車両に用いられ、車室内に空気を導く空気通路(2)と、冷媒を圧縮する圧縮機(20)、この圧縮機(20)からの冷媒を凝縮させる凝縮器(21)、この凝縮器(21)からの冷媒を減圧する減圧手段(23)、および室外に配設され、前記減圧手段(23)からの冷媒を蒸発させる蒸発器(22)を有する冷凍サイクル(8)とを備え、暖房運転時には、前記空気通路(2)を介して車室内に吹き出される空気を、前記凝縮器(21)の凝縮熱によって加熱するように構成された車両用空調装置において、前記蒸発器(22)の着霜量が所定量以上か否かを判定する着霜判定手段S120)と、前記原動機が停止したか否かを判定する原動機停止判定手段(S130)とを備え、前記原動機が駆動している間に、前記着霜判定手段(S120)によって前記蒸発器(22)の着霜量が前記所定量以上と判定されたときには、前記原動機停止判定手段(S130)にて前記原動機が停止したと判定されたことに基づいて、前記凝縮器(21)からの冷媒を減圧せずに前記蒸発器(22)へ導く除霜運転を自動的に行うことを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
F25B 47/02 570 ,  B60H 1/22
FI (2件):
F25B 47/02 570 C ,  B60H 1/22
引用特許:
審査官引用 (5件)
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