特許
J-GLOBAL ID:200903069922005058

トラッキング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-316785
公開番号(公開出願番号):特開平11-149648
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 フォーカスずれやレンズシフトにより発生するTE信号の不要オフセットをキャンセルし、安定なトラッキング制御装置を提供する。【解決手段】 光ディスク媒体1から反射された反射光を受光する受光手段4と、各受光部3信号に遅延補正を与える遅延手段5と、遅延信号を加算する加算手段6と、加算信号の位相誤差からトラッキング位相誤差信号を生成するTE信号生成手段7と、タンジェンシャル位相誤差信号を生成するTG信号生成手段9と、レンズの位置を制御するレンズアクチュエータ12と、TE信号に応じてレンズアクチュエータの位置制御をするドライブアンプ13と、TG信号の極性、量に応じて遅延手段5の遅延量を制御する遅延制御手段11を有することで、TE信号の不要オフセットをキャンセルし、安定なトラッキングが可能である。
請求項(抜粋):
光ディスク媒体に収束レーザー光を照射する手段と、その反射光を実質的に略直交4分割する、第1の受光部、第2の受光部、第3の受光部および第4の受光部よりなる受光手段と、互いに対角に配置された第1の受光部と第3の受光部のそれぞれの出力の加算信号と互いに対角に配置された第2の受光部と第4の受光部のそれぞれの加算信号との間の位相差よりトラッキング誤差信号を生成する手段とを具備したトラッキング制御装置であって、上記第1の受光部、第2の受光部、第3の受光部および第4の受光部の各出力信号にそれぞれ遅延補正を加える第1の遅延手段、第2の遅延手段、第3の遅延手段、および第4の遅延手段と、第1の遅延手段と第2の遅延手段との加算信号と第3の遅延手段と第4の遅延手段との加算信号との位相誤差を検出して位相誤差検出信号を出力する位相比較手段と、上記位相誤差検出信号の極性ならびに量に応じて、第1の遅延手段と第2の遅延手段にそれぞれ略等量の第1の遅延量を供給し、また第3の遅延手段と第4の遅延手段にそれぞれ略等量の第2の遅延量を供給し、しかもこれら第1および第2の遅延量を相補的に変化させる遅延制御手段とを具備したことを特徴とするトラッキング制御装置。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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