特許
J-GLOBAL ID:200903069934737445

車載用音響再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-279559
公開番号(公開出願番号):特開2002-095096
出願日: 2000年09月14日
公開日(公表日): 2002年03月29日
要約:
【要約】【課題】 カーオーディオにおいて、音像を搭乗者の前方に再生するとともに、豊かな広がり感および奥行き感を実現する。【解決手段】 左および右チャンネルの入力デジタルオーディオ信号XL(Z)、XR(Z)を、YL(Z)・GLL(Z)+YR(Z)・GLR(Z)=XL(Z)・FLL(Z)+XR(Z)・FLR(Z)YR(Z)・GLL(Z)+YL(Z)・GLR(Z)=XR(Z)・FLL(Z)+XL(Z)・FLR(Z)FLL(Z)〜GLR(Z):所定の頭部伝達関数で示されるデジタルオーディオ信号YL(Z)、YR(Z)に変換して出力する音像位置補正回路52を設ける。信号YL(Z)、YR(Z)に反射音の信号を付加する奥行き感補正回路53と、この補正回路53の出力信号をD/A変換するD/Aコンバータ回路6を設ける。音像位置補正回路52における差信号のレベルを制御するレベル制御回路522を設ける。D/Aコンバータ回路6から出力されるアナログオーディオ信号を、左および右チャンネルのスピーカに供給する。
請求項(抜粋):
左および右チャンネルの入力デジタルオーディオ信号XL(Z)、XR(Z)を、YL(Z)・GLL(Z)+YR(Z)・GLR(Z)=XL(Z)・FLL(Z)+XR(Z)・FLR(Z)YR(Z)・GLL(Z)+YL(Z)・GLR(Z)=XR(Z)・FLL(Z)+XL(Z)・FLR(Z)ただし、FLL(Z) :車室内のリスナの前方に位置する第1の左および右チャンネルのスピーカから上記リスナの左耳および右耳までの頭部伝達関数FLR(Z) :上記第1の左および右チャンネルのスピーカから、上記リスナの右耳および左耳までの頭部伝達関数GLL(Z) :上記リスナの前下方に位置する第2の左および右チャンネルのスピーカから上記リスナの左耳および右耳までの頭部伝達関数GLR(Z) :上記第2の左および右チャンネルのスピーカから、上記リスナの右耳および左耳までの頭部伝達関数で示されるデジタルオーディオ信号YL(Z)、YR(Z)に変換して出力する音像位置補正回路と、上記出力信号YL(Z)、YR(Z)を遅延して反射音の信号を形成する反射音信号形成回路と、上記出力信号YL(Z)、YR(Z)に、上記反射音の信号を加算する1組の加算回路と、この1組の加算回路の出力信号が供給されるD/Aコンバータ回路とを有し、Hp(Z)=(FLL(Z)+FLR(Z))/(GLL(Z)+GLR(Z))Hm(Z)=(FLL(Z)-FLR(Z))/(GLL(Z)-GLR(Z))とするとき、上記音像位置補正回路は、上記入力デジタルオーディオ信号XL(Z)、XR(Z)を加算および減算する第1の加算回路および減算回路と、上記Hp(Z)、Hm(Z)の伝達特性を有し、上記第1の加算回路および減算回路の出力信号が供給される第1および第2デジタルフィルタと、これら第1および第2のデジタルフィルタの各出力信号を加算および減算して上記出力信号YL(Z)、YR(Z)を形成する第2の加算回路および減算回路と、上記第1の減算回路と上記第2の加算回路および減算回路との間の信号ラインにおいて、上記第2のデジタルフィルタと直列に接続されたレベル制御回路とを有し、上記レベル制御回路により上記第2の加算回路および減算回路に供給される差信号のレベルが制御され、上記D/Aコンバータ回路から出力されるアナログ信号が、上記第2の左および右チャンネルのスピーカに供給されるようにした車載用音響再生装置。
IPC (2件):
H04S 1/00 ,  B60R 11/02
FI (3件):
H04S 1/00 K ,  H04S 1/00 B ,  B60R 11/02 S
Fターム (9件):
3D020BA10 ,  3D020BB01 ,  3D020BC05 ,  3D020BC06 ,  3D020BD03 ,  3D020BD05 ,  5D062AA15 ,  5D062AA65 ,  5D062AA67
引用特許:
審査官引用 (11件)
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