特許
J-GLOBAL ID:200903069936839253

電子制御サスペンション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-198536
公開番号(公開出願番号):特開平11-034631
出願日: 1997年07月24日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 車輪速センサの車輪速信号にノイズ成分が含まれていても、ノイズ成分に影響されず、精密な制御を可能とし、乗心地の悪化を防止することができる電子制御サスペンション装置を提供することを目的とする。【解決手段】 車両の車輪速度から上下方向の加速度を抽出し、この上下方向加速度から周波数の低いバネ上共振周波数成分と周波数の高い不快周波数成分を抽出する。この抽出された不快周波数成分の振幅が所定値以下である状態が所定期間継続したとき零を出力し、それ以外のときは上記抽出された不快周波数成分を通過させることによってノイズを除去し、このノイズ除去後の不快周波数成とバネ上共振周波数成分とに基づいてサスペンション特性を変更する。
請求項(抜粋):
車両の車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、この車輪速度検出手段によって検出された車輪速度から上下方向の加速度を抽出する上下方向加速度抽出手段と、この上下方向加速度抽出手段により抽出された上下方向加速度から周波数の低いバネ上共振周波数成分を抽出するバネ上共振周波数成分抽出手段と、周波数の高い不快周波数成分を抽出する不快周波数成分抽出手段と、この抽出された不快周波数成分の振幅が所定値以下である状態が所定期間継続したとき零を出力し、それ以外のときは上記抽出された不快周波数成分を通過させるノイズ除去手段と、このノイズ除去手段の出力と上記バネ上共振周波数成分とに基づきサスペンション特性の調整を指示する指示信号を出力する制御手段と、この制御手段の指示信号に基づいて車両のサスペンションの特性を変更する特性変更手段を備えることを特徴とする電子制御サスペンション装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 車両懸架装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-351648   出願人:日本電装株式会社
  • 車両懸架装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-281340   出願人:株式会社ユニシアジェックス

前のページに戻る