特許
J-GLOBAL ID:200903069957484633

油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-323505
公開番号(公開出願番号):特開2000-145864
出願日: 1998年11月13日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 圧側減衰力を増加させることができるとともに、ストロークが進んだ位置での路面からの衝撃の吸収性に優れた倒立型油圧緩衝器を得ること。【解決手段】 倒立型油圧緩衝器10において、油圧緩衝器本体9とは別体に、油圧緩衝器本体9の上部気体室Bと連通する気体室Fを内部に形成したサブタンク80を設け、サブタンク80内にフリーピストン83を摺動自在に設けてサブタンク80内の気体室Fを密封区画し、フリーピストン83をスプリング89にて付勢するとともに、フリーピストンの背後の室Gを大気に開放し、このスプリング89のセット荷重を油圧緩衝器10内の気体室G、Fが圧縮されて一定の圧力に達した時に撓むように設定した。
請求項(抜粋):
車体側チューブと車輪側チューブが摺動自在に嵌合し、該車体側チューブと車輪側チューブ内に、ダンパーシリンダーと、該ダンパーシリンダー内を摺動するピストンを先端部に取り付けたピストンロッドから成るダンパー装置を内蔵し、該車体側チューブと車輪側チューブのいずれか一方のチューブに該ダンパーシリンダーを取付け、他方のチューブに該ピストンロッドの基端部を取付け、該ダンパー装置の外周に油室と、該油室の上部に気体室を形成し、該車体側チューブ側と車輪側チューブ側との間に、該車体側チューブと車輪側チューブを伸び方向に付勢する懸架スプリングを該ダンパー装置外周の油室内に浸漬させて配設した自動二輪車等の倒立型油圧緩衝器において、該油圧緩衝器とは別体に、油圧緩衝器内の上部気体室と連通する気体室を内部に形成したサブタンクを設け、該サブタンク内にフリーピストンを摺動自在に設けてサブタンク内の該気体室を密封区画し、該フリーピストンをスプリングにて付勢するとともに、該フリーピストンの背後の室を大気に開放し、かつ、該スプリングのセット荷重を該油圧緩衝器内の気体室が圧縮されて一定の圧力に達した時に撓むように設定したことを特徴とする自動二輪車等の倒立型油圧緩衝器。
IPC (3件):
F16F 9/32 ,  B62K 25/04 ,  F16F 9/16
FI (3件):
F16F 9/32 T ,  B62K 25/04 ,  F16F 9/16
Fターム (10件):
3D014DD02 ,  3D014DD03 ,  3D014DE04 ,  3D014DE08 ,  3D014DE13 ,  3D014DE15 ,  3D014DE27 ,  3J069AA46 ,  3J069AA53 ,  3J069CC33
引用特許:
審査官引用 (3件)

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